ログイン情報のタイムアウト時間を変更する

✔ 概要

ワークフローシステムでは、一画面に留まっている時間が一定時間(ログイン情報のタイムアウト時間)を超えると自動的にログアウト状態となり、別画面に遷移した際にログイン画面が表示されます。 初期設定では、このタイムアウト時間が180分に設定されています。
本項では、ログイン情報のタイムアウト時間を変更する方法について説明します。

ヒント

V5形式のフォームの表示中はログイン状態を維持します。
申請・承認フォームを表示後、無操作状態でのタイムアウトにより入力内容が失われることを防止します。

  • 申請・承認フォームを表示したときにログイン状態を24時間維持する機能は、V5.3.3以降のバージョンで利用可能です。
  • V5形式のフォームのみ対象となります。
  • モバイル画面は本機能の対象外です。
  • 申請・承認フォームを表示してから24時間までログイン状態を維持します。24時間経過後はタイムアウトが発生します。
    例)タイムアウト時間を180分(3時間)と設定した場合
      24時間+タイムアウトの3時間 = 27時間のログイン状態を維持

注意

  • 本設定は、パッケージ版で利用できます。
    クラウド版では利用できません。
  • 本設定は、ワークフローシステムの基本動作に影響を及ぼす内容となります。事前に十分な検証を行った上で実施ください。
  • 誤った設定を行うなど、本設定に起因する不具合については保守対象外となります。
  • タイムアウト時間を延長すると、ワークフローシステムのメモリ消費量が増加します。運用状況やサーバースペックを考慮した上で設定してください。

設定方法

ワークフローシステムの停止

設定ファイルの編集

設定ファイルをテキストエディタで編集して保存します。

注意

設定ファイルは、編集前に必ずバックアップを作成してください。

変更するファイル [インストールディレクトリ]\Tomcat\webapps\XFV20\WEB-INF\web.xml
例)C:\CREATE_HOME\Tomcat\webapps\XFV20\WEB-INF\web.xml
変更内容

<session-timeout>タグの値を任意のタイムアウト時間に変更します。分単位で指定します。
以下の例で 180 となっている部分がタイムアウト時間です。

<session-config>
  <session-timeout>180</session-timeout>
</session-config>

ワークフローシステムの起動