定義/運用データをリストアする¶
本項では、ワークフローシステムのバックアップ時に取得したデータからリストア(バックアップの取得時点に復旧)する方法について説明します。バックアップの方法については 定義/運用データをバックアップする を参照ください。
「データベース情報」のリストア手順は、利用されているデータベースの種類により異なります。
お使いのデータベースに関するリストア手順を参照ください。
注意
定義/運用データをバックアップする - 個別にバックアップが必要となるファイル で取得したファイルは、本手順には含まれません。
バックアップを取得している場合、必要に応じて、バックアップ前と同じ場所に配置してください。
PostgreSQLの場合¶
操作方法
ワークフローシステムの停止
ワークフローシステムを停止 します。
リストア
リストア対象ごとにリストアを行います。
ドキュメントホームのリストア
現在のドキュメントホームへ、バックアップしたドキュメントホームディレクトリを上書きします。
ヒント
ドキュメントホームは[システム設定 - システム ‐ システム情報]で確認することができます。
データベース情報のリストア
Windows
[ワークフローシステムインストールディレクトリ]/PostgreSQL/bin 内で、以下のコマンドを実行します。
例) C:/CREATE_HOME/PostgreSQL/bin> pg_restore.exe -h localhost -p 5432 -U xfadmin -c -d xf -v <バックアップファイル>パスワードを要求されますので、xfadminのパスワードを入力します。
xfadmin の初期パスワード:y3dTaaHIAHLinux
[PostgreSQLインストールディレクトリ]/bin 内で、以下のコマンドを実行します。
例) /usr/local/pgsql/bin$ ./pg_restore -h localhost -p 5432 -U <DB管理ユーザー> -c -d xf -v <バックアップファイル>
ワークフローシステムの起動
ワークフローシステムを起動 します。
SQL Server の場合¶
操作方法
ワークフローシステムの停止
ワークフローシステムを停止 します。
リストア
リストア対象ごとにリストアを行います。
ドキュメントホームのリストア
現在のドキュメントホームへ、バックアップしたドキュメントホームディレクトリを上書きします。
ヒント
ドキュメントホームは[システム設定 - システム ‐ システム情報]で確認することができます。
データベース情報のリストア
リストア先の環境により、必要となる手順が異なります。
以下より、該当するリストア先の環境の手順を確認してください。バックアップを取得した環境と同一環境にリストアする場合
コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。
> sqlcmd.exe -S localhost -U sa -P <sa のパスワード> -Q "RESTORE DATABASE xf FROM DISK=N'< バックアップファイル>' WITH RECOVERY, REPLACE"バックアップを取得した環境と異なる環境にリストアする場合
SQL Server Management Studioより、バックアップファイルにてデータベース「xf」に対してデータベースの復元を実施します。
復元手順につきましては 復元手順 を参照ください。
データベースユーザーの関連付けの更新を行います。 コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。
> sqlcmd.exe -S localhost -U sa -P <sa のパスワード> > use xf > go > sp_change_users_login @Action='update_one', @UserNamePattern='xdefine2', @LoginName='xdefine2' > go > sp_change_users_login @Action='update_one', @UserNamePattern='xstatus2', @LoginName='xstatus2' > go > sp_change_users_login @Action='update_one', @UserNamePattern='xinfo2', @LoginName='xinfo2' > go > sp_change_users_login @Action='update_one', @UserNamePattern='xudb2', @LoginName='xudb2' > go
ヒント
SQL Server Management Studioを利用したデータベースバックアップを復元する方法につきましては、以下の手順を参照ください。
<復元手順>(SQL Server 2016の場合)
- SQL Server Management Studioに、saでログインします。
- データベース「xf」を右クリックし、[タスク] - [復元] - [データベース]をクリックします。
- [ソース] - [デバイス] より、予め取得していたバックアップファイルを選択します。
- ページ選択より、オプションを選択し、以下の条件を設定します。
- [既存のデータベースを上書きする] : チェックする
- [復旧状態] : RESTORE WITH RECOVERY を選択
- [復元の前にログ末尾のバックアップを実行する] : チェックしない
- OKボタンをクリックして、復元処理を実行します。
ワークフローシステムの起動
ワークフローシステムを起動 します。
Oracle Database の場合¶
操作方法
ワークフローシステムの停止
ワークフローシステムを停止 します。
リストア
リストア対象ごとにリストアを行います。
ドキュメントホームのリストア
現在のドキュメントホームへ、バックアップしたドキュメントホームディレクトリを上書きします。
ヒント
ドキュメントホームは[システム設定 - システム ‐ システム情報]で確認することができます。
データベース情報のリストア
Recovery Managerを使用して、取得したデータベースのバックアップから、データベースをリストアします。
ワークフローシステムの起動
ワークフローシステムを起動 します。