運用中のルートを修正する

✔ 概要

運用中のルートを修正する際の注意点を説明します。

注釈

ヒント

ルートの修正内容はルートを保存後に、新規申請された案件から適用されます。
以下のような、修正前に申請された案件などは修正前のルート設定で進行します。

  • 進行中の申請案件
  • 完了した申請案件
  • 再申請する案件(※)
    ※再申請案件は再申請元のルート設定が利用されます。

運用中のルートを修正する方法としては以下の2つがあります。
それぞれの方法の注意点などを確認の上、いずれかの方法で修正してください。

  注意点 対応できる修正内容
運用中のルートを直接修正する方法
  • 修正前に申請された案件は、修正前のルート設定で進行する
  • 承認順序や人数、承認方法が変更した場合、フォームもあわせて修正が必要となる場合がある
[後閲]や[同一ユーザーが連続時に承認をスキップする]など、ルートの承認者数や承認方法を変更しない設定の変更に対応
複製したルートを修正する方法
  • ワークフローを新しく作成する必要がある
  • 承認順序や人数、承認方法が変更した場合、フォームもあわせて修正が必要となる場合がある
組織変更などにより運用中のルートの承認者数や承認方法の変更が発生し、事前にルートを作成する場合に対応
  • 運用中のルートを直接修正する方法

    運用中のルートを直接修正する方法です。
    ルート修正後すぐに、新規申請案件で修正後のルートを利用したい場合などには、運用中のルートを直接修正する方法での対応が可能です。

    なお、こちらの方法で対応する場合、以下の点にご注意ください。

    • 修正後のルート設定が適用される案件

    ルート修正前に申請された案件は修正前のルート設定で引き続き進行します。
    進行中の案件を修正後のルートで進めたい場合は、別名申請などを利用して新しく案件を申請しなおす必要があります。

    • 特定表示区分設定の見直し

    修正したルートとあわせて利用しているフォームで特定表示区分機能を使用している場合、
    修正によりルートの承認順序や人数、承認方法などに変更があると特定表示区分設定の見直しが必要となる可能性があります。
    運用中のルートとあわせて利用しているフォームの特定表示区分設定も、必要に応じて変更してください。
    特定表示区分機能の設定方法は「 承認者ごとに入力フォームを制御する(特定表示区分) 」をご確認ください。

    • オブジェクト設定の見直し

    ルートの修正により承認順序や人数、承認方法などに変更があった場合、以下のルートに関する設定のある一部オブジェクトは設定を見直す必要があります。

    ・印影フィールド(Liteフォームの場合、自動印影フィールド)
    ・日付印フィールド
    ・情報表示フィールド
    ・コメントフィールド
    ・手動印影フィールド

    運用中のルートとあわせて利用しているフォームのオブジェクト設定も、必要に応じて変更してください。
    なお、Liteフォームをご利用の場合は、ルートに依存するオブジェクトは「自動印影フィールド」と「手動印影フィールド」のみとなります。
    該当オブジェクトをご利用の場合には、ルートの修正内容に応じてオブジェクトの設定を変更してください。
    フォームの修正方法につきましては「 運用中のフォームを修正する 」をご参照ください。

    注意

    Liteフォームはクラウド版のみ利用できるフォーム形式です。パッケージ版では利用できません。

    ヒント

    印影フィールドなどには「承認順序」などの承認ルートによって設定値を変更する必要のある設定項目があります。
    ルートの承認順序や人数などを変更した場合は、ルートの変更内容にあわせてオブジェクトの設定を見直してください。
    なお、手動印影フィールドは「承認順序」や「承認方法」などに関する設定はありません。
    ルートに登場するユーザーの数にあわせてオブジェクトの数を変更してください。

  • 複製したルートを修正する方法

    運用中のルートを複製して、複製したルートを修正する方法です。
    特定の日付以降に申請される案件に対して修正後のルートを適用するような運用を想定しており、
    その日付に向けて予めルートを作成したい場合は、ルートを複製する方法での対応をご検討ください。

    ヒント

    • 複製したルートを利用した「ワークフロー」を別途新たに作成する必要があります。
    • 運用中のルートを利用した案件の申請を停止したい場合は、運用中のルートに紐づくワークフローの「申請するグループ・役職」に登録されている申請権限を無効にしてください。

    なお、こちらの方法で対応する場合、以下の点にご注意ください。

    • 特定表示区分設定の見直し

    修正したルートとあわせて利用しているフォームで特定表示区分機能を使用している場合、
    修正によりルートの承認順序などに変更があると特定表示区分設定の見直しが必要となる可能性があります。
    運用中のルートとあわせて利用しているフォームの特定表示区分設定も、必要に応じて変更してください。
    特定表示区分機能の設定方法は「 承認者ごとに入力フォームを制御する(特定表示区分) 」をご確認ください。

    • オブジェクト設定の見直し

    ルートの修正により承認順序や人数、承認方法などに変更があった場合、以下のルートに関する設定のある一部オブジェクトは設定を見直す必要があります。

    ・印影フィールド(Liteフォームの場合、自動印影フィールド)
    ・日付印フィールド
    ・情報表示フィールド
    ・コメントフィールド
    ・手動印影フィールド

    運用中のルートとあわせて利用しているフォームのオブジェクト設定も、必要に応じて変更してください。
    なお、Liteフォームをご利用の場合は、ルートに依存するオブジェクトは「自動印影フィールド」と「手動印影フィールド」のみとなります。
    該当オブジェクトをご利用の場合には、ルートの修正内容に応じてオブジェクトの設定を変更してください。
    フォームの修正方法につきましては「 運用中のフォームを修正する 」をご参照ください。

    注意

    Liteフォームはクラウド版のみ利用できるフォーム形式です。パッケージ版では利用できません。

    ヒント

    印影フィールドなどには「承認順序」などの承認ルートによって設定値を変更する必要のある設定項目があります。
    ルートの承認順序や人数などを変更した場合は、ルートの変更内容にあわせてオブジェクトの設定を見直してください。
    なお、手動印影フィールドは「承認順序」や「承認方法」などに関する設定はありません。
    ルートに登場するユーザーの数にあわせてオブジェクトの数を変更してください。