標準

ワークフローシステム標準の認証方式です。自動認証およびGET認証を設定することもできます。

注意

自動認証およびGET認証の設定は、設定の保存後にワークフローシステム(アプリケーションサーバー)の再起動で反映されます。

ヒント

他のシステムの認証情報を利用せず、ログイン画面での通常ログインのみ利用したい場合は、以下を設定します。

  • [認証方式]コンボボックス :標準
  • [自動認証]チェックボックス:チェックなし
  • [GET認証]チェックボックス :チェックなし

項目詳細

項目 説明
自動認証 自動認証を行うか否かを設定します。初期状態はチェックが外れた状態です。
自動認証を行う場合はチェックをします。詳細は[自動認証]を参照ください。
GET認証 GET認証を行うか否かを設定します。初期状態はチェックが外れた状態です。
GET認証を行う場合はチェックをします。詳細は[GET認証]を参照ください。


自動認証

自動認証機能とは、ログイン情報を暗号化してCookieに保存し、ワークフローシステムにアクセスした際に自動でログイン認証を行う機能です。
設定を有効にすると、ワークフローシステムのログイン画面に[次回から自動的にログイン]チェックボックスが表示されます。
[次回から自動的にログイン]チェックボックスにチェックをしてログインすると、次回以降のアクセスではログイン画面での認証が不要になります。

ヒント

Cookieでのログイン情報の保持期間は、初回ログインから1年です。

GET認証

GET認証とは、URLに付加したログイン情報を使用して、ワークフローシステムへのログイン認証を行うことです。
ログイン画面での、ログインID・パスワードの入力を省略することができるので、グループウェアなど他システムのポータル画面からシングルサインオンでワークフローシステムを利用できます。

GET認証では、以下のURLに対してログイン情報を付加します。

http://[IPアドレスまたはホスト名]:[ポート番号]/XFV20/login

URLに付加するログイン情報のパラメータは以下の通りです。

パラメータ名 説明
loginid * 必須 ログインユーザーのログインIDを指定します。
pwd * 必須 ログインユーザーのパスワードを指定します。
ldapsvr LDAP認証を利用している場合に指定します。
LDAPサーバーの表示サーバー名 を指定します。

例)
ログインID=A10007、パスワード=passwordの場合
http://192.000.000.xxx:8080/XFV20/login?loginid=A10007&pwd=password

ヒント

ワークフローシステム上でユーザーがパスワードを変更した場合、他システムから渡されるパスワードとの差異により、GET認証ができなくなります。一般ユーザーによるワークフローシステムのパスワード変更を禁止する場合は、[システム設定 - ユーザー - パスワード変更]の[許可する]チェックボックスのチェックを外します。

GET認証の確認

設定後、GET認証を利用してワークフローシステムにログインできることを以下の手順で確認します。
ワークフローシステムのログイン後の画面が表示されていれば、GET認証は正常に行われています。

①ログイン情報のパラメータを付加したURLリンクを持つhtmlを、任意の方法で作成します。
②ブラウザで表示されたリンクをクリックします。