オープン統合認証 ver.2¶
オープン統合認証を利用する際の設定を行います。
オープン統合認証は、サイボウズ製品が持つ独自の認証方式です。 パッケージ版のサイボウズ製品とワークフローシステムのシングルサインオンを実現できます。
ワークフローシステムでは、「サイボウズ ガルーン」、「サイボウズ Office」をマスター(認証情報を発行するシステム)とした「オープン統合認証 ver.2」に対応しています。
注意
オープン統合認証 ver.2の設定は、設定の保存後にワークフローシステム(アプリケーションサーバー)の再起動で反映されます。
オープン統合認証 ver.2を利用するにあたり、以下の条件をすべて満たしている必要があります。
- 連携するサイボウズ製品とワークフローシステムの動作するサーバーが、互いにFQDN(完全修飾ドメイン名)で名前解決できる
- 連携するサイボウズ製品とワークフローシステムが、すべて同一のドメインに存在する(※)
- 連携するサイボウズ製品のログイン名と、ワークフローシステムのユーザーのIDが同一である
(※)オープン統合認証 ver2が可能/不可能なドメインの例は以下の通りです。
◇可能な例ワークフローシステム サイボウズ cwf.webflow.co.jp grn.webflow.co.jp ◇不可能な例
ワークフローシステム サイボウズ cwf.webflow.co.jp grn.garoon.com オープン統合認証 ver.2を利用する場合、サイボウズ製品とワークフローシステムで設定内容を合わせる必要があります。
サイボウズ製品でオープン統合認証設定を行っていない場合、先にサイボウズ製品での設定を行います。詳細はサイボウズ製品のマニュアルを参照ください。
ヒント
- ワークフローシステムでログアウトしても、サイボウズ製品のログイン状態は維持されます。
- クラウド版のサイボウズ製品とのシングルサインオンには、[SAML認証]を利用します。
項目 | 説明 |
---|---|
自動認証 | オープン統合認証 ver.2 利用時には利用できません。 |
GET認証 | オープン統合認証 ver.2 利用時には利用できません。 |
Cookie名 | サイボウズ製品側で登録したCookie名を入力します。 |
認証パスワード | サイボウズ製品側で登録した認証パスワードを入力します。 |
発行ドメイン | サイボウズ製品側で登録した発行ドメインを入力します。 |
オープン統合認証 ver.2の確認¶
設定後、オープン統合認証 ver.2を利用してワークフローシステムにログインできることを以下の内容で確認します。
ログイン後の画面ではなくログイン画面が表示される場合は、[オープン統合認証 ver.2 - 注意]の内容を確認してください。
サイボウズ製品にログインした後、ワークフローシステムにアクセスし、ログイン後の画面が表示されること