スキーマ設定

メイン画面の[設定] - [スキーマ設定]から実行します。

決裁データ出力オプションで利用する属性項目の定義を行います。

スキーマ一覧

スキーマ設定には「システム定義」、「帳票フォーム定義」、「固定値定義」の3種類があり、それぞれタブ([システム(変更不可)]タブ、[帳票フォーム]タブ、[固定値]タブ)で切替えて一覧を表示します。

また、定義の追加や削除などの操作を行います。

システム定義

システム定義は、ワークフローシステムから値を取得する属性定義です。

ヒント

申請者名、申請日付、決裁者名、決裁日付などを取得します。

注意

システム定義の属性項目はあらかじめ定義されており、追加や編集、削除を行うことはできません。

scheme_system

システム定義の属性項目

定義名 説明
STATUS_ID 案件IDを出力します。
SUBJECT 申請件名を出力します。
PUBLIC_DOCUMENT_NAME 申請フォーム名(ワークフローで設定)を出力します。
DOCUMENT_NAME フォーム名(フォームマネージャーで設定)を出力します。
DOCUMENT_OUTPUT_FILE_PATH 本書を出力したパスを出力します。
※本機能で本書ファイル出力時のみ値が設定されます。
APPLY_NUMBER 申請時採番を出力します。
DECIDE_NUMBER 決裁時採番を出力します。
FINISH_NUMBER 完了時採番を出力します。
APPLYER_ID 申請者のIDを出力します。
APPLYER_NAME 申請者の氏名を出力します。
APPLYER_LAST_NAME 申請者の姓を出力します。
APPLYER_FIRST_NAME 申請者の名を出力します。
APPLYER_GROUP_CODE 申請者の所属するグループコードを出力します。
APPLYER_GROUP_NAME 申請者の所属するグループ名を出力します。
APPLYER_AUTH_CODE 申請者の役職コードを出力します。
APPLYER_AUTH_NAME 申請者の役職名を出力します。
APPLYER_COMMENT 申請者のコメントを出力します。
APPLY_DATE 申請日付を出力します。
DECIDER_ID 決裁者のIDを出力します。
DECIDER_NAME 決裁者の氏名を出力します。
DECIDER_LAST_NAME 決裁者の姓を出力します。
DECIDER_FIRST_NAME 決裁者の名を出力します。
DECIDER_GROUP_CODE 決裁者の所属するグループコードを出力します。
DECIDER_GROUP_NAME 決裁者の所属するグループ名を出力します。
DECIDER_AUTH_CODE 決裁者の役職コードを出力します。
DECIDER_AUTH_NAME 決裁者の役職名を出力します。
DECIDER_COMMENT 決裁者のコメントを出力します。
DECIDE_DATE 決裁日付を出力します。
ATTACHMENT_OUTPUT_FILE_PATH 添付ファイルを出力したパスを出力します。
※本機能で添付ファイル出力時のみ値が設定されます。
ATTACHMENT_ORIGINAL_FILE_NAME 添付ファイル名を出力します
※本機能で添付ファイル出力時のみ値が設定されます。

帳票フォーム定義

帳票フォーム定義は、ワークフローシステムで回覧された帳票から値を取得する属性定義です。

ヒント

稟議書の金額項目などを取得します。
ワークフローシステムで回覧した帳票の内容を出力したい場合に定義します。
定義名はワークフローシステムの帳票項目のオブジェクト名にする必要があります。

scheme_form

固定値定義

固定値定義は、定義した値を出力する属性定義です。

ヒント

特定の値を出力したい場合に定義します。

scheme_consts

項目説明

項目名 説明
追加 属性定義の新規登録 を行います。
編集 選択された属性定義を編集 します。
削除

選択された属性定義を削除します。

imgwarn 注意

属性フォーマットで指定されている属性定義は削除できません。

インポート 属性定義のインポート を行います。
エクスポート 属性定義のエクスポート を行います。
定義名 属性項目の定義名が表示されます。
説明/値 システム定義、帳票フォーム定義の場合
属性項目の説明が表示されます。
固定値定義の場合
属性項目の値が表示されます。
更新 スキーマ設定を更新します。
キャンセル スキーマ設定の変更をキャンセルします。

スキーマ登録・編集

属性定義の新規登録、編集を行います。

帳票フォーム定義、固定値定義で行えます。

スキーマの登録

[スキーマ一覧]画面の[追加]ボタンをクリックして[スキーマ登録]画面を表示します。

属性定義の新規登録を行います。

scheme_consts_add

スキーマの編集

[スキーマ一覧]画面の[編集]ボタンをクリックして[スキーマ編集]画面を表示します。

属性定義の編集を行います。

各項目には現在の登録内容が表示されます。

項目の種類については[スキーマ登録]画面と同様です。

scheme_consts_mod

項目説明

項目名 説明
定義名 * 必須

属性項目の定義名を入力します。

半角英数字と半角記号【_-*】で入力します。

imgwarn 注意

スキーマ登録時
既に定義されている属性定義と同じ定義名は登録できません。
スキーマ編集時
属性フォーマットに設定されている定義名は編集できません。

説明/値 帳票フォーム定義の場合
属性項目の説明を入力します。
固定値定義の場合
属性項目の値を入力します。
OK 属性定義の登録、編集を完了します。
キャンセル 属性定義の登録、編集をキャンセルします。

スキーマインポート

CSVファイルまたはドキュメント上のオブジェクトより属性定義の一括インポートを行います。

帳票フォーム定義、固定値定義で行えます。

[スキーマ一覧]画面の[インポート]ボタンをクリックして[スキーマインポート]画面を表示します。

インポート方法は、[CSVファイル]タブ、[フォーム]タブで切替えます。

注意

固定値定義はCSVファイルのみに対応しています。

CSVファイルからインポート

scheme_import_csv

項目説明

項目名 説明
CSVファイルパターン設定 1行1レコード
1行に1レコードの定義情報(定義名、説明/値)を設定します。
1列1レコード
1列に1レコードの定義情報(定義名、説明/値)を設定します。
CSVファイル インポートするCSVファイルのパスを入力します。
参照 ファイルの選択ダイアログが表示され、インポートに利用するCSVファイルを指定します。
インポート 属性定義のインポートを実行します。

<インポート対象外となる場合(CSVファイル)>
・定義名が未設定の場合
・定義名に使用できない文字(半角英数字と半角記号【_-*】以外)が含まれている場合
・定義名が既存の属性定義と重複する場合
※インポート対象外となるデータが存在してもインポート処理は最後まで実行されます。
キャンセル 属性定義のインポートをキャンセルします。

インポートCSVファイル仕様

  • CSV標準形式(RFC4180)に準拠したCSVファイル(*.csv)である必要があります。

    注釈

    CSV標準形式(RFC4180)について

    項目に「ダブルクォーテーション(")」、「カンマ(,)」を含む場合は、属性値をダブルクォーテーションで囲みます

    項目に含まれるダブルクォーテーションは、直前にダブルクォーテーションを付加します。

  • CSVファイルのエンコードは本オプションを利用するOS標準の文字コードである必要があります。

    注意

    OS標準の文字コード以外で保存したCSVファイルの場合、正常にインポートされません。

  • CSV設定項目

No 項目 制限など
1 定義名 * 必須 半角英数字と半角記号【_-*】のみ利用可能です。
2 説明/値

CSV設定例

  • 1行1レコード選択時
CONTENTS, 稟議書(内容)

COST, 稟議書(金額)
  • 1列1レコード選択時
CONTENTS,COST

稟議書(内容),稟議書(金額)

インポート結果

定義名 説明
CONTETNS 稟議書(内容)
COST 稟議書(金額)

フォームからインポート

scheme_import_form

項目説明

項目名 説明
フォーム * 必須

インポートするオブジェクトが配置されているフォームを選択します。
選択項目に以下のフォームが表示されます。

  • フォーム形式がフォームのフォーム
  • 削除されていないフォーム
[選択]ボタン

選択したフォーム上のオブジェクトを一覧に表示します。

以下の種類のオブジェクトが表示されます。

  • 入力テキスト
  • ラジオボタン
  • コンボボックス
  • 情報表示フィールド
  • リストボックス
  • コメントフィールド
  • チェックボックス
  • 自動採番フィールド

imgwarn 注意

属性定義にすでに登録されているオブジェクトは表示されません。
選択したフォームの申請用/承認用フォームのいずれかがアップロードされていない場合、オブジェクトは表示されません。

すべて選択/解除 すべてのオブジェクトを選択/解除します。
オブジェクト一覧

インポートするオブジェクトを選択します。
チェックボックス * 必須
インポートするオブジェクトにチェックを入れます。
オブジェクト名
フォームのオブジェクト名が表示されます。

imgwarn 注意

オブジェクト名を変更することはできません。

説明
インポートするオブジェクトの説明を入力します。

[インポート]ボタン

属性定義のインポートを実行します。

インポート対象外となる場合(CSVファイル)

  • 定義名が未設定の場合
  • 定義名に使用できない文字が含まれている場合
  • 定義名が既存の属性定義と重複する場合

imgwarn 注意

インポート対象外となるデータが存在してもインポート処理は最後まで実行されます。
定義名は半角英数字と半角記号【_-*】のみ使用できます。

[キャンセル]ボタン 属性定義のインポートをキャンセルします。

スキーマエクスポート

属性定義のエクスポート(CSVファイル出力)を行います。

帳票フォーム定義、固定値定義で行えます。

[スキーマ一覧]画面の[エクスポート]ボタンをクリックして[スキーマエクスポート]画面を表示します。

scheme_export

項目説明

項目名 説明
CSVファイルパターン設定

エクスポートするCSVファイルパターンを選択します。

  • 1行1レコード
    1行に1レコードの定義情報(定義名、説明/値)を出力します。
  • 1列1レコード
    1列に1レコードの定義情報(定義名、説明/値)を出力します。
エクスポート 属性定義のエクスポートを実行します。
キャンセル 属性定義のエクスポートをキャンセルします。

エクスポートCSVファイル仕様

スキーマエクスポートで出力するCSVファイルは、スキーマインポートで扱うCSVファイル仕様に合わせて出力されます。

ヒント

詳細は、インポートCSVファイル仕様 を参照してください。