kintone連携

kintoneとはサイボウズ社のWebデータベース型の業務アプリ構築クラウドサービスです。
本機能はワークフローシステムとkintoneの連携を行います。
決裁、完了などの操作に応じて、案件に関する情報をkintoneに自動送信することができます。

詳細については、以下を参照ください。

免責事項

このページで説明している設定方法は他社が提供しているサービスのため、随時変更される可能性があります。
サービス提供元が提供方法を変更した場合において、当社は責任を負いかねますので予めご了承ください。
当社はこのページで案内している設定方法に対して正確性を保証できません。設定方法に関する不明点は、サービス提供元にお問い合わせください。 このページに記載されていないことに関しても、サービス提供元が明言している制限や注意事項が適用されます。

注意事項

  • kintone契約プラン

    kintone連携機能ではkintoneAPIを利用するため、kintoneをスタンダードコースで契約している必要があります。

  • kintoneのリクエスト制限

    1日に実行できるAPIリクエスト数は、kintone側の制限により、1つのアプリにつき10,000件となります。

    ヒント

    kintone連携では以下のタイミングでリクエストを1件送信します。

    • [新しいkintone連携/kintone連携の編集]画面表示後の[連携項目を選択連携項目を編集]ダイアログの初回表示
    • 決裁/完了時のkintone連携(ドキュメントを連携する場合は追加で1件、合計2件のリクエストが送信されます)
  • kintoneフィールドの制限

    kintoneアプリで必須入力項目や、文字数の制限などを設定している場合、ワークフローシステムから送信するデータが制限を満たす必要があります。必須入力項目が空の場合や、制限値を超えた場合、データを送信することができません。
    例)kintoneアプリの文字列(1行)で最小文字数を3文字にしている場合は、フォームのオブジェクトに3文字以上入力してデータを送信してください

    また、ワークフローシステムからデータを送信することができないフィールドタイプ(複数選択など)を必須入力項目に設定している場合もデータを送信することができません。

    注意

    kintoneフィールドの制限を満たさないなどの理由でkintoneへのデータ送信に失敗した場合には、そのデータは再送信されません。

  • kintoneのゲストスペース

    kintoneのゲストスペースに作成されたアプリとの連携は非対応です。

  • kintoneのIPアドレス制限

    kintone側でIPアドレス制限が有効になっている場合、ワークフローのIPアドレスを許可する必要があります。

  • kintoneのBASIC認証

    kintone側でBASIC認証が有効になっている場合、kintone連携機能を利用することはできません。
    kintone連携機能を利用するには、BASIC認証を無効にする必要があります。

  • プロキシサーバー

    ワークフローシステムをプロキシサーバー経由で使用する場合、kintone連携機能を利用することはできません。

連携可能なkintoneフィールド

kintone連携機能は、フォームのオブジェクトとドキュメント(PDF)をkintoneアプリに送信することができます。
ワークフローからkintoneにデータを送信する場合、kintoneアプリ側でデータを受け取るためのkintoneフィールドが必要となります。
ワークフローが対応しているkintoneフィールドは下記の4種類となります。

  • フォームのオブジェクト
    • 文字列(1行)
    • 文字列(複数行)
    • 数値
  • ドキュメント(PDF)
    • 添付ファイル

kintone連携機能を設定する前に、予めkintoneアプリで上記のkintoneフィールドを作成する必要があります。
1つのkintoneフィールドにつき、1つのフォームオブジェクトのデータを送信することが可能です。

注意

kintoneフィールドに存在しない値を送信した場合にはその値は反映されません。
例) 数値フィールドに対して文字列の値を設定した場合など

ワークフローシステムで必要な設定

kintone連携にあたって以下の項目をワークフローシステムに設定する必要があります。
詳細について各項目を確認し 新しいkintone連携/kintone連携の編集 で設定してください。

確認方法

  • URL取得
    1. 管理者権限を持つユーザーでkintoneにログインします。
    2. ヘッダーにある「歯車の形をした管理者メニューのアイコン」をクリックします。
    3. [cybozu.com共通管理]をクリックします。
    4. 「契約状況」画面の上部で、ドメイン名を確認します。

ヒント

URLが「https://trial-domain.cybozu.com」の場合は、「trial-domain」部分がサブドメインにあたります。
サブドメイン名はご利用環境のアクセスに使用されます。

詳細についてはサイボウズ社のkintone ヘルプサイトをご確認ください。
https://jp.cybozu.help/k/ja/trouble_shooting/registration/confirm_companycode_domain.html

  • アプリID取得
    1. 管理者権限を持つユーザーでkintoneにログインします。
    2. ヘッダーにある「歯車の形をした管理者メニューのアイコン」をクリックします。
    3. [アプリ管理]をクリックします。
    4. アプリの一覧の表から連携対象アプリのIDを確認します。

詳細についてはサイボウズ社のkintone ヘルプサイトをご確認ください。
https://jp.cybozu.help/k/ja/admin/app_admin/confirm_app_list.html

  • APIトークン取得
    1. レコード一覧画面の右上にあるアプリ設定ボタンをクリックします。
    2. 「設定」タブの「カスタマイズ/サービス連携」にある[APIトークン]を選択します。
    3. [生成する]をクリックします。
    4. 生成されたAPIトークンに対して、「レコード追加」のアクセスを許可するチェックボックスを選択します。
    5. 画面左上の[保存]をクリックします。APIトークンの設定が保存されます。
    6. 保存した設定を運用環境に反映する場合は、画面右上の[アプリを更新]をクリックします。

詳細についてはサイボウズ社のkintone ヘルプサイトをご確認ください。
https://jp.cybozu.help/k/ja/user/app_settings/api_token.html