標準

ワークフローシステム標準の認証方式です。自動認証、GET認証およびアカウントロックアウトを設定することもできます。

注意

標準認証の設定は、設定の保存後に[システム設定 TOP]で[設定の反映]を実行で反映されます。

ヒント

他のシステムの認証情報を利用せず、ログイン画面での通常ログインのみ利用したい場合は、以下を設定します。

  • [認証方式]コンボボックス :標準
  • [自動認証]チェックボックス:チェックなし
  • [GET認証]チェックボックス :チェックなし

項目詳細

項目 説明
自動認証 自動認証を行うか否かを設定します。初期状態はチェックが外れた状態です。
自動認証を行う場合はチェックをします。詳細は[自動認証]を参照ください。
GET認証 GET認証を行うか否かを設定します。初期状態はチェックが外れた状態です。
GET認証を行う場合はチェックをします。詳細は[GET認証]を参照ください。
ユーザーに二要素認証の利用を許可する

二要素認証の利用を許可するか否かを設定します。初期状態はチェックが入った状態です。
[ユーザー設定]画面の[二要素認証設定]ボタン の表示/非表示が切り替わります。

二要素認証設定を有効に設定したユーザーが端末の紛失等によりログインできなくなった場合、
該当のユーザーで 代理ログイン し、以下の機能で二要素認証設定を無効にしてください。
詳細は[ ユーザー情報を設定する-二要素認証を設定する ]を参照ください。
アカウントロックアウトまでのログイン失敗回数 アカウントロックアウトまでのログイン失敗回数を設定します。
初期状態ではロックアウトしないが設定されています。
詳細は[アカウントロックアウト]を参照ください。
アカウントロックアウト解除までの時間 アカウントロックアウト解除までの時間を設定します。
初期状態では3分が設定されています。
詳細は[アカウントロックアウト]を参照ください。


自動認証

自動認証機能とは、ログイン情報を暗号化してCookieに保存し、ワークフローシステムにアクセスした際に自動でログイン認証を行う機能です。
設定を有効にすると、ワークフローシステムのログイン画面に[次回から自動的にログイン]チェックボックスが表示されます。
[次回から自動的にログイン]チェックボックスにチェックをしてログインすると、次回以降のアクセスではログイン画面での認証が不要になります。

ヒント

Cookieでのログイン情報の保持期間は、初回ログインから1年です。

GET認証

GET認証とは、URLに付加したログイン情報を使用して、ワークフローシステムへのログイン認証を行うことです。
ログイン画面での、ログインID・パスワードの入力を省略することができるので、グループウェアなど他システムのポータル画面からシングルサインオンでワークフローシステムを利用できます。

GET認証では、以下のURLに対してログイン情報を付加します。

http://[IPアドレスまたはホスト名]:[ポート番号]/XFV20/login

URLに付加するログイン情報のパラメータは以下の通りです。

パラメータ名 説明
loginid * 必須 ログインユーザーのログインIDを指定します。
pwd * 必須 ログインユーザーのパスワードを指定します。
ldapsvr LDAP認証を利用している場合に指定します。
LDAPサーバーの表示サーバー名 を指定します。

例)
ログインID=A10007、パスワード=passwordの場合
http://192.000.000.xxx:8080/XFV20/login?loginid=A10007&pwd=password

ヒント

ワークフローシステム上でユーザーがパスワードを変更した場合、他システムから渡されるパスワードとの差異により、GET認証ができなくなります。一般ユーザーによるワークフローシステムのパスワード変更を禁止する場合は、[システム設定 - ユーザー - パスワード変更]の[許可する]チェックボックスのチェックを外します。

GET認証の確認

設定後、GET認証を利用してワークフローシステムにログインできることを以下の手順で確認します。
ワークフローシステムのログイン後の画面が表示されていれば、GET認証は正常に行われています。

①ログイン情報のパラメータを付加したURLリンクを持つhtmlを、任意の方法で作成します。
②ブラウザで表示されたリンクをクリックします。

アカウントロックアウト

アカウントロックアウトとは、パスワードを連続で間違えたとき、ワークフローシステムへのログインを一定期間できないようにする機能です。 第三者による不正なログインを防ぐのに有効です。

注意

デフォルト管理者(ID:administrator)はアカウントロックアウトの対象外です。

項目詳細

項目 説明
アカウントロックアウトまでのログイン失敗回数

アカウントロックアウトまでのログイン失敗回数を選択します。
選択できる回数は以下の通りです。

  • ロックアウトしない
  • 3回
  • 5回
  • 10回
「ロックアウトしない」を選択すると、アカウントロックアウト機能が無効になります。
アカウントロックアウト解除までの時間

アカウントロックアウト解除までの時間を選択します。
選択できる時間は以下の通りです。

  • 解除しない
  • 3分
  • 15分
  • 30分
  • 60分

「解除しない」を選択すると、時間経過ではアカウントロックアウトが解除されず、以下の機能によるパスワード変更でのみ解除可能になります。