見積書フォームの表示/入力連携

ESM_01.見積書フォームの表示

eセールスマネージャーの「パラメータ付きリンク項目」より、ワークフローの見積書フォームを表示します。また、パラメータで受け渡された顧客・案件情報を見積書フォームの項目に反映します。

見積書フォームの設定

  1. 反映項目の配置

eセールスマネージャーからパラメータで引き渡された顧客・案件情報が表示されるオブジェクトを配置します。

No 項目 説明
1 顧客コード パラメータで受け渡された顧客コードを反映します。
2 顧客名 パラメータで受け渡された顧客名を反映します。
3 案件コード パラメータで受け渡された案件コードを反映します。
4 案件名 パラメータで受け渡された案件名を反映します。

ヒント

配置するオブジェクトの種類や名前は「見積書フォーム連携オブジェクト仕様」を参照ください。

  1. 連携モジュールの組込

見積書フォームにeセールスマネージャーからパラメータで引き渡された顧客・案件情報が表示されるモジュールを設定します。
[オプション] - [アクション] - [ページ表示時のJavaScript登録]より、以下の内容を設定します。

formSetParams();

注意

「旧バージョン形式のフォーム(JSP)」で使用する場合は、以下の内容を設定します。

<jsp:include flush='true' page='/esm/esm2cwf/formSetParams.jsp' />

連携オプションの設定

見積書フォーム表示時にワークフローシステムで必要となる項目を連携オプションの設定ファイルに定義します。

設定ファイル

[ワークフローシステム導入ディレクトリ]\Tomcat\webapps\XFV20\esm\esmConf.properties

設定項目

No 項目 プロパティ名 設定値
1 組織コード form.orgVersionCode 見積書申請に使用するワークフローシステムの組織コードを指定します。
2 フォームID form.num1.docId 見積書のフォームIDを指定します。
3 申請フォームID form.num1.bdfId 見積書の申請フォームIDを指定します。

ヒント

設定例

#ESM_01.申請フォーム連携表示モジュール設定
form.orgVersionCode=OrgVer_20100405145426408
form.num1.docId=DC20090424103731531_0314
form.num1.bdfId=BD20100412140042171_9552,BD20100412140051609_0181,BD20100412140059468_3787

各プロパティの詳細は「設定ファイル仕様」を参照ください。

見積書申請に使用するフォームの複数定義

見積書申請に使用するフォームは、設定ファイルに複数定義でき、eセールスマネージャーから申請フォームを表示する際の申請フォーム識別パラメータ(form)で切り替えて利用できます。

ヒント

設定例 (申請フォーム識別パラメータで(form)で“2”が設定された場合に表示する見積書フォームの追加定義)

form.num2.docId=DC20120312125800849_0703
form.num2.bdfId=BD20120312130103133_0000

eセールスマネージャーの設定

eセールスマネージャーに見積書フォームを表示する「パラメータ付きリンク項目」を登録します。
以下のURLとパラメータの内容で設定します。

リンク先のURL設定

  1. URL
http://[ワークフローサーバー名]:[ポート番号]/XFV20/esm/esm2cwf/form.jsp
  1. パラメータ
No 項目 パラメータ名 設定値
1 社員番号 * 必須 ESM_EMPLOYEE_NUMBER [LOGINUSER.EMPLOYEE_NUMBER]
2 パスワード * 必須 ESM_PASSWORD

[LOGINUSER.EMP_VARCHAR_1]

imgwarn 注意

パスワードの設定値は導入環境ごとに異なります。eセールスマネージャーより設定値を確認して設定してください。

3 顧客コード ESM_COMPANY_CODE [CUSTOMER.COMPANY_CODE] ※1
4 顧客名 ESM_COMPANY_NAME [CUSTOMER.COMPANY_NAME] ※1
5 案件コード ESM_SALES_CODE [ANKEN.SALES_CODE] ※1
6 案件名 ESM_BRANCH_NAME [ANKEN.BRANCH_NAME] ※1
7 申請フォーム識別 form

見積書申請に使用するフォームを識別する数値を指定します。

imgwarn 注意

見積書フォームを複数定義して利用する場合に指定します。パラメータの指定がない場合は1つ目のフォーム(form.num1.docId、form.num1.bdfId)が使用されます。

ヒント

設定例

http://localhost:8080/XFV20/esm/esm2cwf/form.jsp?form=1&ESM_EMPLOYEE_NUMBER=[LOGINUSER.EMPLOYEE_NUMBER]&ESM_PASSWORD=[LOGINUSER.EMP_VARCHAR_1]&ESM_COMPANY_CODE=[CUSTOMER.COMPANY_CODE]&ESM_COMPANY_NAME=[CUSTOMER.COMPANY_NAME]&ESM_SALES_CODE=[ANKEN.SALES_CODE]&ESM_BRANCH_NAME=[ANKEN.BRANCH_NAME]

注意

※1:パラメータを指定しない場合は、見積書フォームへの反映対象外となります。

動作仕様

eセールスマネージャーにログインし、追加したパラメータ付きリンクをクリックします。
ワークフローの見積書フォームが表示され、パラメータで指定された顧客・案件情報が見積書フォームの各項目に反映されていることを確認します。

注釈

  • ワークフローシステムログイン画面が表示される場合
    eセールスマネージャーとワークフローシステムの認証情報が同一の値に設定されているかご確認ください。
  • エラーメッセージ「申請フォームを表示できません。システム管理者にお問合せください。」が表示される場合
    連携オプションの設定」および「eセールスマネージャーの設定」が正しく行われているかご確認ください。
  • ワークフローシステムの初期表示画面が表示される場合
    連携オプションの設定」および「eセールスマネージャーの設定」が正しく行われているかご確認ください。

ESM_02.案件・代理店・商品明細情報の取得/反映

見積書フォームに設定された案件(ビジネスシート)情報に登録されている案件・代理店・商品明細情報をeセールスマネージャーから取得し、見積書フォームの各項目に反映します。

見積書フォームの設定

  1. 参照/反映項目の配置

eセールスマネージャーの案件(ビジネスシート)情報を取得時に参照/反映するオブジェクトを配置します。

案件情報

No 項目 説明
1 案件コード * 必須 eセールスマネージャーから案件情報、代理店情報、商品明細情報の取得する際に参照されます。

代理店情報

No 項目 説明
1 代理店コード

案件(ビジネスシート)情報に登録されている代理店情報から1次代理店の「代理店コード」を反映します。

代理店情報が設定されていない場合は、該当案件の「顧客コード」を反映します。
2 代理店名

案件(ビジネスシート)情報に登録されている代理店情報から1次代理店の「代理店名」を反映します。

代理店情報が設定されていない場合は、該当案件の「顧客名」を反映します。

商品明細情報

No 項目 説明
1 商品明細情報
-商品コード
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目「商品コード」を反映します。
2 商品明細情報
-数量
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目「数量」を反映します。
3 商品明細情報
-単価
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目「金額」を反映します。
4 商品明細情報
-価格
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目「受注(予定)金額」を反映します。
5 商品明細情報
-標準仕切り価格
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目の「標準仕切り価格」を反映します。
6 商品明細情報
-原価
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目の「原価」を反映します。
7 商品明細情報
-定価
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目の「定価」を反映します。
8 商品明細情報
-型番
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目の「型番」を反映します。
9 商品明細情報
-商品名
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目の「商品名」を反映します。

注釈

商品明細行が複数存在する場合は、明細行毎に各オブジェクトを配置します。

ヒント

配置するオブジェクトの種類や名前は「見積書フォーム連携オブジェクト仕様」を参照ください。

  1. 反映項目の配置(任意取得項目)

1.参照/反映項目の配置」の既定項目に加えて、案件(ビジネスシート)情報または商品明細情報の任意項目(数値型、文字型、文章型、日付型、小数型)を合わせて取得し見積書フォームへ反映できます。

任意取得項目の情報を反映するオブジェクトを配置します。

案件情報

No 項目 説明
1 任意取得項目(数値型) 案件(ビジネスシート)に登録されている任意取得項目(数値型)を反映します。
2 任意取得項目(文字型) 案件(ビジネスシート)に登録されている任意取得項目(文字型)を反映します。
3 任意取得項目(文章型) 案件(ビジネスシート)に登録されている任意取得項目(文章型)を反映します。
4 任意取得項目(日付型) 案件(ビジネスシート)に登録されている任意取得項目(日付型)を反映します。
5 任意取得項目(小数型) 案件(ビジネスシート)に登録されている任意取得項目(小数型)を反映します。

商品明細情報

No 項目 説明
1 商品明細情報
-任意取得項目(数値型)
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目の任意取得項目(数値型)を反映します。
2 商品明細情報
-任意取得項目(文字型)
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目の任意取得項目(文字型)を反映します。
3 商品明細情報
-任意取得項目(文章型)
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目の任意取得項目(文章型)を反映します。
4 商品明細情報
-任意取得項目(日付型)
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目の任意取得項目(日付型)を反映します。
4 商品明細情報
-任意取得項目(小数型)
案件(ビジネスシート)情報に登録されている商品情報項目の任意取得項目(小数型)を反映します。

注釈

商品明細行が複数存在する場合は、明細行毎に各オブジェクトを配置します。

ヒント

配置するオブジェクトの種類や名前は「見積書フォーム連携オブジェクト仕様」を参照ください。

  1. 連携モジュールの組込

初期表示反映

見積書フォーム初期表示時点で設定されている案件情報から案件・代理店・商品明細情報を取得して反映する設定を行います。

[オプション] - [アクション] - [ページ表示時のJavaScript登録]より、以下の内容を設定します。

setBusinessInfo();

注意

「旧バージョン形式のフォーム(JSP)」で使用する場合は、以下の内容を設定します。

<jsp:include flush='true' page='/esm/cwf2esm/setBusinessInfo.jsp?type=0' />

再取得反映(「顧客/案件名(コード)」変更時)

ESM_03.顧客・案件情報の検索/反映」より、見積書フォームの顧客/案件名(コード)が変更された場合に処理が実行されます。

連携オプションの設定

eセールスマネージャーから案件・商品明細情報を取得するために必要な設定を連携オプションの設定ファイルに定義します。

設定ファイル

[ワークフローシステム導入ディレクトリ]\Tomcat\webapps\XFV20\esm\esmConf.properties

設定項目

No 項目 プロパティ名 設定値
1 ビジネスシート商品情報-「標準仕切り価格」取得コード esm.business.ext.num1 ビジネスシート商品情報の拡張項目「標準仕切り価格」の値を取得するコードを指定します。
2 ビジネスシート商品情報-「原価」取得コード esm.business.ext.num2 ビジネスシート商品情報の拡張項目「原価」の値を取得するコードを指定します。
3 ビジネスシート商品情報-「定価」取得コード esm.business.ext.num3 ビジネスシート商品情報の拡張項目「定価」の値を取得するコードを指定します。
4 ビジネスシート商品情報-「型番」取得コード esm.business.ext.str1 ビジネスシート商品情報の拡張項目「型番」の値を取得するコードを指定します。
5 商品情報-「標準仕切り価格」取得コード esm.product.ext.num1 商品情報の拡張項目「標準仕切り価格」の値を取得するコードを指定します。
6 商品情報-「原価」取得コード esm.product.ext.num2 商品情報の拡張項目「原価」の値を取得するコードを指定します。
7 商品情報-「定価」取得コード esm.product.ext.num3 商品情報の拡張項目「定価」の値を取得するコードを指定します。
8 商品情報-「型番」取得コード esm.product.ext.str1 商品情報の拡張項目「型番」の値を取得するコードを指定します。

注釈

eセールスマネージャーの「ビジネスシート情報」「ビジネスシート商品情報」「商品情報」に拡張項目として定義されていることを前提とし、反映項目として使用する場合にのみ設定します。 各項目の設定値は導入環境ごとに異なりますので、eセールスマネージャーより設定値を確認して設定してください。

設定項目(任意取得項目定義)

案件(ビジネスシート)情報または商品明細情報の任意項目を合わせて取得する場合は、以下の設定を連携オプションの設定ファイルに定義します。

No 項目 プロパティ名 設定値
1 ビジネスシート情報 –任意取得項目定義(数値型) esm.business.add.business.num ビジネスシート情報の任意取得項目(数値型)の値を取得する項目コード 及び 見積書フォームに反映するオブジェクト名を指定します。
2 ビジネスシート情報 –任意取得項目定義(文字型) esm.business.add.business.str ビジネスシート情報の任意取得項目(文字型)の値を取得する項目コード 及び 見積書フォームに反映するオブジェクト名を指定します。
3 ビジネスシート情報 –任意取得項目定義(文章型) esm.business.add.business.strmult ビジネスシート情報の任意取得項目(文章型)の値を取得する項目コード 及び見積書フォームに反映するオブジェクト名を指定します。
4 ビジネスシート情報 –任意取得項目定義(日付型) esm.business.add.business.date ビジネスシート情報の任意取得項目(日付型)の値を取得する項目コード 及び 見積書フォームに反映するオブジェクト名を指定します。
5 ビジネスシート情報 –任意取得項目定義(小数型) esm.business.add.business.decimal ビジネスシート情報の任意取得項目(小数型)の値を取得する項目コード 及び 見積書フォームに反映するオブジェクト名を指定します。
6 ビジネスシート商品情報 –任意取得項目定義(数値型) esm.business.add.product.num ビジネスシート商品情報の任意取得項目(数値型)の値を取得する項目コード 及び 見積書フォームに反映するオブジェクト名を指定します。
7 ビジネスシート商品情報 –任意取得項目定義(文字型) esm.business.add.product.str ビジネスシート商品情報の任意取得項目(文字型)の値を取得する項目コード 及び 見積書フォームに反映するオブジェクト名を指定します。
8 ビジネスシート商品情報 –任意取得項目定義(文章型) esm.business.add.product.strmulti ビジネスシート商品情報の任意取得項目(文章型)の値を取得する項目コード 及び 見積書フォームに反映するオブジェクト名を指定します。
9 ビジネスシート商品情報 –任意取得項目定義(日付型) esm.business.add.product.date ビジネスシート商品情報の任意取得項目(日付型)の値を取得する項目コード 及び 見積書フォームに反映するオブジェクト名を指定します。
9 ビジネスシート商品情報 –任意取得項目定義(小数型) esm.business.add.product.decimal ビジネスシート商品情報の任意取得項目(小数型)の値を取得する項目コード 及び 見積書フォームに反映するオブジェクト名を指定します。

注釈

任意取得項目の定義は「①eセールスマネージャーの取得項目コード」「②見積書フォームに反映するオブジェクト名」をカンマ区切りで設定します。続けて複数セット定義することが可能です。
「①eセールスマネージャーの取得項目コード」は導入環境ごとに異なりますので、eセールスマネージャーより設定値を確認して設定してください。

ヒント

設定例

#ビジネスシート拡張項目コード
esm.business.ext.num1=10030
esm.business.ext.num2=10031
esm.business.ext.num3=10032
esm.business.ext.str1=10033

(略)

#商品マスタ拡張項目コード
esm.product.ext.num1=10025
esm.product.ext.num2=10026
esm.product.ext.num3=10027
esm.product.ext.str1=10028

(略)

#ESM_02.案件情報反映モジュール設定
esm.business.add.business.num=10141,ESM_BS_NUM1,10142,ESM_BS_NUM2
esm.business.add.business.str=10143,ESM_BS_STR1,10144,ESM_BS_STR2
esm.business.add.business.strmulti=10145,ESM_BS_STRMULTI1,10146,ESM_BS_STRMULTI2
esm.business.add.business.date=10047,ESM_BS_DATE1,10148,ESM_BS_DATE2
esm.business.add.business.decimal=10157,ESM_BS_DECIMAL1,10158,ESM_BS_DECIMAL2

esm.business.add.product.num=10149,ESM_BSPRODUCT_NUM1_,10150,ESM_BSPRODUCT_NUM2_
esm.business.add.product.str=10151,ESM_BSPRODUCT_STR1_,10152,ESM_BSPRODUCT_STR2_
esm.business.add.product.strmulti=10153,ESM_BSPRODUCT_STRMULTI1_,10154,ESM_BSPRODUCT_STRMULTI2_
esm.business.add.product.date=10155,ESM_BSPRODUCT_DATE1_,10156,ESM_BSPRODUCT_DATE2_
esm.business.add.product.decimal=10159,ESM_BSPRODUCT_DECIMAL1_,10160,ESM_BSPRODUCT_DECIMAL2_

各プロパティの詳細は「設定ファイル仕様」を参照ください。

動作仕様

初期表示反映

ESM_01.見積書フォームの表示」より、見積書フォームを表示します。
見積書フォームの各項目に案件・代理店・商品明細情報が反映されていることを確認します。

再取得反映(「顧客/案件名(コード)」変更時)

ESM_03.顧客・案件情報の検索/反映」より、見積書フォームの顧客/案件名(コード)を変更されると、再取得反映の確認ダイアログが表示されます。

顧客/案件名(コード)を変更しました。
変更後の顧客/案件に関連する表示内容をすべて変更しますか?

確認ダイアログで[OK]ボタンをクリックし、見積書フォームの各項目に案件・代理店・商品明細情報が反映されていることを確認します。

注釈

「eセールスマネージャーからの情報取得に失敗しました」と表示される場合
eセールスマネージャーとワークフローシステムの認証情報が同一の値に設定されているかご確認ください。

ESM_03.顧客・案件情報の検索/反映

見積書フォームに配置されたリンクから別画面で表示される[顧客/案件検索]画面から、eセールスマネージャーに登録されている顧客・案件情報を検索し見積書フォームの各項目に反映します。

見積書フォームの設定

  1. 反映項目の配置

見積書フォームにeセールスマネージャーから検索した顧客・案件情報を反映するオブジェクトを配置します。

No 項目 説明
1 顧客コード 検索画面で選択された顧客の顧客コードを反映します。
2 顧客名 検索画面で選択された顧客の顧客名を反映します。
3 案件コード 検索画面で選択された案件の案件コードを反映します。
4 案件名 検索画面で選択された案件の案件名を反映します。

ヒント

配置するオブジェクトの種類や名前は「見積書フォーム連携オブジェクト仕様」を参照ください。

  1. 顧客・案件情報の検索画面表示リンクの作成

連携機能呼出しリンクの作成」の手順に従い、下記のJavaScriptを使用してリンクを作成します。

window.open('/XFV20/esm/cwf2esm/searchCustomer.jsp?initOpen=Y','searchCustomer','toolbar=no,location=no,directories=no,status=no,menubar=no,scrollbars=yes,resizable=yes');return false;

動作仕様

見積書フォームより、顧客・案件情報の検索画面を表示するリンクをクリックすると、[顧客/案件検索]画面が別画面で表示されます。
初期表示状態では、全ての項目が空で表示されます。

search_customer

【項目説明】

項目名 説明
顧客名検索 任意の顧客名を入力し[検索]ボタンをクリックすると、入力された顧客名に部分一致する顧客が選択項目に表示されます。
eセールスマネージャーに登録されているカスタマーシートが検索対象となります。
顧客選択 任意の顧客を選択すると、選択された顧客に紐づく案件情報が検索結果に表示されます。
eセールスマネージャーに登録されている、選択された顧客に紐づくビジネスシートの「継続/終了」項目が「継続」となっている案件が検索対象となります。

search_customer_result

【項目説明】

項目名 説明
案件名検索 任意の案件名を入力し、[検索]ボタンをクリックすると、検索結果に入力された案件名に部分一致する案件が絞り込まれて表示されます。
eセールスマネージャーに登録されている、選択された顧客に紐づくビジネスシートの「継続/終了」項目が「継続」となっている案件が検索対象となります。
案件の検索結果 案件の検索結果に表示されます。
任意の案件を選択すると[顧客/案件情報を入力フォームに反映]ボタンが有効になります。
顧客情報の反映 検索結果の一覧から[顧客情報を入力フォームに反映]ボタンをクリックすると、見積書フォームの「顧客名」「顧客コード」に選択された顧客情報が反映され、「案件名」「案件コード」はクリアされます。
また、「ESM_02.案件・代理店・商品明細情報の取得/反映」の再取得反映処理が実行されます。
顧客/案件情報の反映 [顧客/案件情報を入力フォームに反映]ボタンをクリックすると、見積書フォームの「顧客名」「顧客コード」「案件名」「案件コード」に選択された顧客・案件情報が反映されます。
また、「ESM_02.案件・代理店・商品明細情報の取得/反映」の再取得反映処理が実行されます。

注釈

「eセールスマネージャーからの情報取得に失敗しました」と表示される場合
eセールスマネージャーとワークフローシステムの認証情報が同一の値に設定されているかご確認ください。

ESM_08.代理店情報の検索/反映

見積書フォームから別画面で表示される[代理店検索]画面から、eセールスマネージャーに登録されている代理店情報を検索し見積書フォームの項目に反映します。

見積書フォームの設定

  1. 参照/反映項目の配置

見積書フォームにeセールスマネージャーから検索した代理店情報を反映するオブジェクトを配置します。

No 項目 説明
1 案件コード * 必須 eセールスマネージャーから検索画面初期表示時の代理店情報の取得する際に参照されます。
2 代理店コード 検索画面で選択された代理店コードを反映します。
3 代理店名 検索画面で選択された代理店名を反映します

ヒント

配置するオブジェクトの種類や名前は「見積書フォーム連携オブジェクト仕様」を参照ください。

  1. 代理店情報の検索画面表示リンクの作成

連携機能呼出しリンクの作成」の手順に従い、下記のJavaScriptを使用してリンクを作成します。

window.open('/XFV20/esm/cwf2esm/searchAgency.jsp?initOpen=Y&ESM_SALES_CODE='+document.getElementsByName('ESM_SALES_CODE')[0].value,'searchAgency','toolbar=no,location=no,directories=no,status=no,menubar=no,scrollbars=yes,resizable=yes');return false;

動作仕様

見積書フォームより、代理店情報の検索画面を表示するリンクをクリックすると、[代理店検索]画面が別画面で表示されます。

search_agency

初期表示状態では、見積書フォームに設定されている案件(ビジネスシート)に登録されている代理店情報が検索結果の一覧に表示されます。

search_agency_result

【項目説明】

項目名 説明
代理店名検索 任意の代理名を入力し[検索]ボタンをクリックすると、入力された代理店名に部分一致する代理店が検索結果一覧に表示されます。
eセールスマネージャーに登録されている、代理店フラグにチェックがされているカスタマーシートが検索対象となります
代理店情報の反映 検索結果の一覧から任意の代理店を選択し、[入力フォームに反映]ボタンをクリックすると、見積書フォームの「代理店名」「代理店コード」に選択された代理店情報が反映されます。

注釈

「eセールスマネージャーからの情報取得に失敗しました」と表示される場合
eセールスマネージャーとワークフローシステムの認証情報が同一の値に設定されているかご確認ください。

ESM_04.商品情報の検索/反映

見積書フォームから別画面で表示される[商品検索]画面から、eセールスマネージャーに登録されている商品情報を検索し見積書フォームの項目に反映します。

見積書フォームの設定

  1. 反映項目の配置

見積書フォームにeセールスマネージャーから検索した商品情報を反映するオブジェクトを配置します。

No 項目 説明
1 商品明細情報
-商品コード
検索画面で選択された商品の「商品コード」を反映します。
2 商品明細情報
-数量
設定されている値をクリアします。
3 商品明細情報
-単価
検索画面で選択された商品の「単価」を反映します。
4 商品明細情報
-価格
設定されている値をクリアします。
5 商品明細情報
-標準仕切り価格
検索画面で選択された商品の「標準仕切り価格」を反映します。
6 商品明細情報
-原価
検索画面で選択された商品の「原価」を反映します。
7 商品明細情報
-定価
検索画面で選択された商品の「定価」を反映します。
8 商品明細情報
-型番
検索画面で選択された商品の「型番」を反映します。
9 商品明細情報
-商品名
検索画面で選択された商品の「商品名」を反映ます。

注釈

商品明細行が複数存在する場合は、明細行毎に各オブジェクトを配置します。

ヒント

配置するオブジェクトの種類や名前は「見積書フォーム連携オブジェクト仕様」を参照ください。

  1. 商品情報の検索画面表示リンクの作成

連携機能呼出しリンクの作成」の手順に従い、下記のJavaScriptを使用してリンクを作成します。

window.open('/XFV20/esm/cwf2esm/searchProduct.jsp?initOpen=Y&lineNo=001','searchProduct','toolbar=no,location=no,directories=no,status=no,menubar=no,scrollbars=yes,resizable=yes');return false;

注釈

"lineNo"は、商品情報を反映する「明細行No」の設定となります。
反映対象とする商品明細行のオブジェクト名に合わせて設定します。

連携オプションの設定

eセールスマネージャーから商品情報を取得するために必要な設定を連携オプションの設定ファイルに定義します。

設定ファイル

[ワークフローシステム導入ディレクトリ]\Tomcat\webapps\XFV20\esm\esmConf.properties

設定項目

No 項目 プロパティ名 設定値
1 商品情報-「標準仕切り価格」取得コード esm.product.ext.num1 商品情報の拡張項目「標準仕切り価格」の値を取得するコードを指定します。
2 商品情報-「原価」取得コード esm.product.ext.num2 商品情報の拡張項目「原価」の値を取得するコードを指定します。
3 商品情報-「定価」取得コード esm.product.ext.num3 商品情報の拡張項目「定価」の値を取得するコードを指定します。
4 商品情報-「型番」取得コード esm.product.ext.str1 商品情報の拡張項目「型番」の値を取得するコードを指定します。

注釈

eセールスマネージャーの「商品情報」に拡張項目として定義されていることを前提とし、反映対象項目として使用する場合にのみ設定します。各項目の設定値は導入環境ごとに異なりますので、eセールスマネージャーより設定値を確認して設定してください。

ヒント

設定例

#商品マスタ拡張項目コード
esm.product.ext.num1=10025
esm.product.ext.num2=10026
esm.product.ext.num3=10027
esm.product.ext.str1=10028

各プロパティの詳細は「設定ファイル仕様」を参照ください。

動作仕様

見積書フォームより、商品情報の検索画面を表示するリンクをクリックすると、[商品検索]ウィンドウが別画面で表示されます。

search_product

初期表示状態では、eセールスマネージャーに登録されている全ての商品情報が検索結果に表示されます。(商品カテゴリは青字、商品は黒字で表示します。括弧内は所属カテゴリ名の表示です。)

search_product_result

【項目説明】

項目名 説明
商品名検索 任意の商品名を入力し[検索]ボタンをクリックすると、入力された商品名に部分一致する商品が検索結果一覧に表示されます。
eセールスマネージャーに登録されている商品マスタの情報が検索対象となります。
商品情報の反映 検索結果の一覧から任意の商品を選択し、[選択]ボタンをクリックすると、見積書フォームの商品明細行に選択された商品情報「商品コード」「単価」「標準仕切り価格」「原価」「定価」「型番」「商品名」が反映され、「数量」「価格」はクリアされます。

注釈

「eセールスマネージャーからの情報取得に失敗しました」と表示される場合
eセールスマネージャーとワークフローシステムの認証情報が同一の値に設定されているかご確認ください。