連携オブジェクト仕様

eセールスマネージャー連携オプションで連携する見積書フォームに配置されるオブジェクトの仕様は以下の通りです。

フォームマネージャーから見積書申請に使用するフォームの編集画面(Formエディター)を表示しオブジェクトを配置します。

No 項目 オブジェクト名 オブジェクトの種類
1 顧客コード ESM_COMPANY_CODE 入力テキスト
2 顧客名 ESM_COMPANY_NAME 入力テキスト
3 案件コード ESM_SALES_CODE 入力テキスト
4 案件名 ESM_BRANCH_NAME 入力テキスト
5 代理店コード ESM_AGENCY_COMPANY_CODE 入力テキスト
6 代理店名 ESM_AGENCY_COMPANY_NAME 入力テキスト
7 商品明細情報
-商品名
ESM_PRODUCT_NAME_"明細行No" ※1 入力テキスト
8 商品明細情報
-商品コード
ESM_PRODUCT_CODE_"明細行No" ※1 入力テキスト
9 商品明細情報
-数量
ESM_PRODUCT_NUM_"明細行No" ※1 入力テキスト(数値) ※2
10 商品明細情報
-単価
ESM_PRODUCT_UNIT_PRICE_"明細行No" ※1 入力テキスト(数値) ※2
11 商品明細情報
-価格
ESM_PRODUCT_PRICE_"明細行No" ※1 入力テキスト(数値) ※2
12 商品明細情報
-標準仕切り価格
ESM_PRODUCT_EXT_NUM1_"明細行No" ※1 入力テキスト(数値) ※2
13 商品明細情報
-原価
ESM_PRODUCT_EXT_NUM2_"明細行No" ※1 入力テキスト(数値) ※2
14 商品明細情報
-定価
ESM_PRODUCT_EXT_NUM3_"明細行No" ※1 入力テキスト(数値) ※2
15 商品明細情報
-型番
ESM_PRODUCT_EXT_STR1_"明細行No" ※1 入力テキスト
16 見積り合計金額 ESM_TOTAL_PRICE 入力テキスト(数値) ※2
17 コミュニケーションシート登録フラグ ESM_COM_ENTRY_FLG 入力テキスト または
チェックボックスなど ※3

任意取得項目

No 項目 オブジェクト名 オブジェクトの種類
1 案件情報
-任意取得項目(数値型)
(任意設定) ※4 入力テキスト(数値) ※2
2 案件情報
-任意取得項目(文字型)
(任意設定) ※4 入力テキスト
3 案件情報
-任意取得項目(文章型)
(任意設定) ※4 入力テキスト(複数行) ※5
4 案件情報
-任意取得項目(日付型)
(任意設定) ※4 入力テキスト
5 案件情報
-任意取得項目(小数型)
(任意設定) ※4 入力テキスト(数値) ※2
6 商品明細情報
-任意取得項目(数値型)
(任意設定) "明細行No" ※1 ※4 入力テキスト(数値) ※2
7 商品明細情報
-任意取得項目(文字型)
(任意設定) "明細行No" ※1 ※4 入力テキスト
8 商品明細情報
-任意取得項目(文章型)
(任意設定) "明細行No" ※1 ※4 入力テキスト(複数行) ※5
9 商品明細情報
-任意取得項目(日付型)
(任意設定) "明細行No" ※1 ※4 入力テキスト
10 商品明細情報
-任意取得項目(小数型)
(任意設定) "明細行No" ※1 ※4 入力テキスト(数値) ※2

注釈

※1:商品明細情報のオブジェクト名について

商品明細情報を連携するオブジェクトは、オブジェクト名に「明細行No」を3桁(0埋め)で設定します。

設定例

ESM_PRODUCT_NAME_001  ※1行目の商品明細情報-商品名のオブジェクト名
ESM_PRODUCT_NAME_010  ※10行目の商品明細情報-商品名のオブジェクト名

※2:入力テキスト(数値)について

数値項目として使用する入力テキストは、オブジェクトのプロパティに以下の設定を行います。

オブジェクトのプロパティ 設定値 説明
[フォーマット]タブ 分類 数値 フォーマットを「数値」に設定します

また、[フォーマット]タブの「小数点以下の桁数」や「有効桁以下の処理」など数値フォーマットに関連する設定を行います。

※3:「コミュニケーションシート登録フラグ」オブジェクトについて

「コミュニケーションシート登録フラグ」は、以下のケースに応じたオブジェクトを配置して使用します。

ユーザー選択(登録有無)不可とし、常に登録を行う場合

  • 「入力テキスト」オブジェクトを配置します。
  • 「入力テキスト」オブジェクトのプロパティに以下の設定を行います。
入力テキスト
オブジェクトのプロパティ
設定値 説明
オブジェクト名 ESM_COM_ENTRY_FLG
[表示]タブ 読取専用 有効 編集を不可とします。
表示
(表示と印刷)
非表示 非表示とします。
[オプション]タブ 初期値 1(Yes) または 2

コミュニケーションシート登録対象となる値を設定します。

設定値
1
Yes
コミュニケーションシート 及び コミュニケーションシート商品情報
2 コミュニケーションシート
上記以外 登録なし

ユーザー選択(登録有無)不可とし、常に登録を行わない場合

  • オブジェクトを配置する必要はありません。

ユーザー選択(登録有無)を可能とする場合

  • 「チェックボックス」オブジェクトを配置します。
  • 「チェックボックス」オブジェクトのプロパティに以下の設定を行います。
チェックボックス
オブジェクトのプロパティ
設定値 説明
オブジェクト名 ESM_COM_ENTRY_FLG
[オプション]タブ
書き出し値-チェック時
(書き出し値)
1(Yes) または 2

コミュニケーションシート登録対象となる値を設定します。

設定値
1
Yes
コミュニケーションシート 及び コミュニケーションシート商品情報
2 コミュニケーションシート
上記以外 登録なし

また、コミュニケーションシートの登録対象(「1(Yes)」「2」「登録なし」)を選択可能とする場合は、ラジオボタンやコンボボックスオブジェクトを使用して設定を行います。

※4:任意取得項目を反映するオブジェクト名について

反映するオブジェクト名は任意に設定することができます。

設定したオブジェクト名を連携オプション設定ファイルに定義して使用します。

※5:入力テキスト(複数行)について

複数行項目として使用する入力テキストは、オブジェクトのプロパティに以下の設定を行います。

オブジェクトのプロパティ 設定値 説明
[オプション]タブ 複数行を許可する 有効 複数行入力可能とします

見積書フォームで直接編集を不可とする場合

見積書フォームでユーザーが直接編集することを制限する場合は、オブジェクトのプロパティに以下の設定を行ってください。

オブジェクトのプロパティ 設定値 説明
[表示]タブ 読取専用 有効 直接編集を不可とします。

見積書フォームで常に非表示とする場合

「顧客コード」や「案件コード」などを見積書フォームに表示する必要がない場合は、オブジェクトのプロパティに以下の設定を行ってください。

オブジェクトのプロパティ 設定値 説明
[表示]タブ
表示
(表示と印刷)
非表示 常に非表示とします

注釈

プロパティの括弧付き表示は、旧バージョン形式のフォーム(JSP)におけるプロパティ名です。

見積書フォームの入力時にのみ表示し、出力時(PDF)は非表示とする場合

見積書フォーム入力時にのみ表示し、出力時(PDF)に非表示とする場合は、オブジェクトのプロパティに以下の設定を行ってください。

オブジェクトのプロパティ 設定値 説明
[表示]タブ
表示
(表示と印刷)
表示 入力時に表示します。
出力時
オプション設定を使用する:有効
表示(表示と印刷):非表示
出力時(PDF)に非表示にします。

注釈

プロパティの括弧付き表示は、旧バージョン形式のフォーム(JSP)におけるプロパティ名です。