条件分岐

条件分岐オブジェクトに分岐の条件や一般ユーザー画面のルート確認図で表示される分岐名を設定します。
分岐の条件や条件名は、条件分岐オブジェクトから分岐先の承認者(決裁者/閲覧者)オブジェクトに対してルートラインを引くことで設定できます。
詳細については以下を参照ください。

共通操作

項目詳細

項目 説明
条件 条件分岐の判定対象とするフォーム上の項目や値の範囲など、分岐の条件を設定する[条件]を表示します。
分岐ルート 分岐先のルートに、[申請情報]画面などのルート確認図で表示される分岐名を設定する[分岐ルート]を表示します。

条件

条件分岐の判定対象とするフォーム上の項目や値の範囲など、分岐の条件を設定します。

項目詳細

項目 説明
条件オブジェクト名 * 必須

フォーム上に配置したオブジェクトのオブジェクト名を入力します。
申請や承認時、ここで指定したオブジェクトに入力された値が条件分岐の判定対象となります。

マルチフォーム上のオブジェクトを条件分岐の判定対象とする場合、オブジェクト名の指定方法が異なります。
詳細は マルチフォーム設定時のオブジェクトの指定方法 を参照ください。
条件名を自動入力 チェックをすると、[条件オブジェクト名] と[条件式]に入力された内容から[条件名]が自動的に生成されます。
条件番号 条件番号が表示されます。
選択すると、キャンバス上の該当する[条件名]とルートラインが青枠で囲まれて表示されます。

条件番号

└ 条件名 * 必須

条件名を入力します。

文字種別 半角・全角
最大文字数 50文字
禁則文字 (なし)

ここで入力した条件名が、[申請情報]画面などのルート確認図の条件詳細欄に以下のように表示されます。

条件番号

└ 条件式 * 必須

分岐先のルートへ分岐するための値の範囲や条件を設定します。
条件式は任意の数値や文字列を入力する[条件式]入力テキストと「以上」や「以下」など比較の種類を指定する[比較区分]コンボボックスで設定します。

[条件式]入力テキストには、数値比較と文字列比較の場合でそれぞれ以下の入力文字制限があります。

数値比較 -999999999999.999から999999999999.999(小数点第3位)までの半角数字
文字列比較 半角100文字、全角50文字以下の文字列
禁則文字 " & ' < >

[比較区分]コンボボックスで選択できる比較の種類は以下の通りです。

  • より小さい
  • より大きい
  • 以下
  • 以上
  • と等しい
  • と等しい文字列
  • 条件判定外
  • 設定しない
比較区分の「条件判定外」は、他の条件番号で設定した条件に合致しない場合のルートを設定するためのものです。
例えば、申請者の所属部署が特定の部署の場合は条件番号①に、それ以外の部署の場合は条件番号②のルートに分岐させる場合、以下のように設定します。

条件番号①:[条件オブジェクト名] への入力値が特定の部署名「と等しい文字列」
条件番号②:[条件オブジェクト名] への入力値が「条件判定外」

imgwarn 注意

数値比較と文字列比較の併用はできません。

マルチフォーム設定時のオブジェクトの指定方法

マルチフォームでは、申請内容にあわせて、申請時に手動でページを追加して申請することができます。
条件分岐の対象オブジェクトとして、マルチフォームで追加されたページ上のオブジェクトを指定することができます。

注意

条件分岐の対象となるオブジェクトのあるページが追加されなかった場合、エラーとなり申請できません。
フォーム設定(Formエディターで設定)で最小ページ数を条件分岐の対象オブジェクトがあるページに設定してください。

ヒント

マルチフォームの設定はFormエディターで行います。詳細はFormエディターのマニュアルを参照ください。

ここでは、以下のようなフォームを例に説明します。

  • フォーム設定(Formエディターで設定)

    フォーム識別子 A
    最小・最大ページ数 1 - 3
    配置オブジェクト
    オブジェクト名 [HTMLタブ] - [マルチフォームでオブジェクトをページごとに区別する]の状態
    DATE チェックなし
    NO チェックなし
    OBJ-01 ~ 05 チェックあり
  • オブジェクトの指定方法

    Formエディターの[マルチフォーム] - [フォーム設定] - [マルチフォーム設定]がチェックされている状態、かつ、オブジェクトの[HTMLタブ] - [マルチフォームでオブジェクトをページごとに区別する]がチェックされている場合、以下のルールで入力項目のオブジェクト名を指定します。

    [オブジェクト名] + _ + [フォーム識別子] + _ + [ページ番号] - 1
    

    注釈

    • [オブジェクト名] [フォーム識別子]は、Formエディターで設定した値です。
    • [ページ番号]は、フォーム識別子ごとのページ番号です。(全体を通してのページ番号ではありません。)

    ◇記載例

    上記例のフォーム設定で[フォーム識別子]が「A」のページを3ページ追加し、追加したページの「OBJ-01」を条件分岐の対象オブジェクトとする場合。

    1ページ目の「OBJ-01」の場合 OBJ-01_A_0
    2ページ目の「OBJ-01」の場合 OBJ-01_A_1
    3ページ目の「OBJ-01」の場合 OBJ-01_A_2

    ヒント

    [HTMLタブ] - [マルチフォームでオブジェクトをページごとに区別する]にチェックのないオブジェクトについては、オブジェクト名で指定します。

分岐ルート

分岐先のルートに[申請情報]画面などのルート確認図で表示される分岐名を設定します。

項目詳細

項目 説明
分岐番号 分岐番号が表示されます。
選択すると、キャンバス上の該当する 分岐名 が青枠で囲まれて表示されます。

分岐番号

└ 分岐名 * 必須

分岐名を入力します。

文字種別 半角・全角
最大文字数 50文字
禁則文字 (なし)

ここで入力した分岐名が、[申請情報]画面などのルート確認図の分岐名として以下のように表示されます。

分岐番号

└ 該当条件
分岐先のルートへ分岐する条件が表示されます。
分岐条件をクリックすると、キャンバス上の該当する 条件名 および該当する 条件番号 が青枠で囲まれて表示されます。