決裁データ出力オプション

前提条件

Linux環境で決裁データ出力オプションを実行する場合は、以下のライブラリがインストール済みである必要があります。

  • GTK+ 2.2 以降 または GTK+ 3

V4.x からのアップデート

決裁データ出力オプションの停止

次の手順で決裁データ出力オプションが停止していることを確認してください。

  1. タスク設定画面の停止確認
    決裁データ出力オプションのメイン画面が起動していないことを確認します。

  2. 定期実行の停止
    決裁データ出力オプションが定期実行中の場合は、以下のファイルを実行して停止します。
    (決裁データ出力オプションインストールフォルダー)/cwfopt_ddo/cwfddo_stop.bat | sh

  3. 出力処理の停止確認
    ログファイルを確認し、決裁データ出力オプションの出力処理が実行中でないことを確認します。
    (決裁データ出力オプションインストールフォルダー)/cwfopt_ddo/logs/ddo_log_yyyy-MM-dd.log

モジュールのバックアップ

下記のフォルダーを任意のフォルダーにコピーしてください。

(決裁データ出力オプションインストールフォルダー)/cwfopt_ddo

注意

以降のバージョンアップ作業を行なう前に必ずバックアップを行なってください。予期せぬ問題が発生した際に作業前に戻すことが出来なくなります。

モジュールの更新

  1. (決裁データ出力オプションインストールフォルダー)/cwfopt_ddoにある以下のフォルダーを削除します。
    • jre
    • lib
    • manual

補足

導入時のバージョンによっては、manualフォルダーが存在しない場合があります。
その場合は、manualフォルダーの削除操作は不要です。

  1. (WEBFLOW_UPDATE)/決裁データ出力オプション/cwfopt_ddoの更新モジュールを、(決裁データ出力オプションインストールフォルダー)/cwfopt_ddoフォルダーにコピーします。ファイルが存在するものは上書きしてください。

  2. Linux環境のみ)決裁データ出力オプションを実行するOSユーザに、以下の通り権限を付与します。

    • 読み取り・書き込み権限
      • cwfopt_ddo ディレクトリ以下のすべてのファイル/ディレクトリ
    • 実行権限
      • cwfopt_ddoディレクトリ内のシェルファイル(.sh)
      • cwfopt_ddo/jre/linux/bin/java

ライセンスパスワードの設定

  1. マシン識別子の確認

    • メイン画面起動用ファイル(cwfddo_settings.bat | sh)を実行し、メイン画面を起動します。
    • ファイルライセンスパスワード設定をクリックし、ライセンスパスワード設定ダイアログを表示します。
    • マシン識別子に表示されている文字列(コンピューター名)を確認します。
  2. ライセンスパスワードの取得
    ワークフローシステム 導入マニュアル第1章. 製品概要-1-3. ライセンスを参照し、ライセンスパスワードを取得してください。

  3. ライセンスパスワードの設定

    • メイン画面起動用ファイル(cwfddo_settings.bat | sh)を実行し、メイン画面を起動します。
    • ファイルライセンスパスワード設定をクリックし、ライセンスパスワード設定ダイアログを表示します。
    • ライセンスパスワードに取得したライセンスパスワードを入力し、更新します。

V3.x からのアップデート

決裁データ出力オプションを V3 以前からアップデートをされる場合、モジュールの新規インストール、及び旧バージョンからの設定移行、出力履歴の生成が必要となります。
本項の手順に従い、インストール及び必要な設定を行なってください。

設定・出力履歴の引継ぎについて

  • 本項の手順に従って移行することで、旧バージョンで作成した決裁データ出力時の設定(スキーマ、属性フォーマット、出力フォーマット)を継続して利用できます。
  • 本項の手順に従って出力履歴を生成することで、旧バージョンで出力した案件の履歴を引き継ぐことができます。
  • 出力履歴の生成は、生成時点で出力対象となる案件全てを対象とするため、実際には未出力であっても履歴が生成されます。アップデート前に一度旧バージョンで出力処理を実行し、実際の出力状況と出力履歴に差異がないようにしてください。

実行ファイル名の変更について

v5の決裁データ出力オプションでは、メイン画面の起動や、決裁データの出力実行に使用する実行ファイルの名前が変更されました。 詳細は、決裁データ出力オプションのオンラインヘルプの出力実行-起動ファイルを使用した実行をご参照ください。

事前準備

旧バージョンの決裁データ出力オプションを使用し、旧バージョンでの決裁データ出力時の設定を以下の手順でエクスポートします。

  1. DDO_Start.bat. | shを実行し、メイン画面を起動します。
  2. 設定-エクスポートをクリックし、設定のエクスポートダイアログを表示します。
  3. 任意のフォルダーを選択し、保存ボタンをクリックします。

設定のエクスポート機能について

上記の手順で使用する設定のエクスポートは、V3.3.3 より追加された機能です。
V3.3.2以前をご利用の場合は、決裁データ出力オプションをV3系の最新バージョンにアップデートして上記の作業を行ってください。

決裁データ出力オプションの導入

新バージョンの決裁データ出力オプションを、決裁データ出力オプションのオンラインヘルプのインストール手順に従って導入してください。

設定のインポート

新バージョンの決裁データ出力オプションに、旧バージョンでエクスポートした決裁データ出力時の設定をインポートします。

  1. cwfddo_settings.bat | shを実行し、メイン画面を起動します。
  2. 設定 -インポートをクリックし、設定のエクスポートダイアログを表示します。
  3. 取込みファイル事前準備でエクスポートしたファイルを指定し、インポートボタンをクリックします。
  4. 設定をインポートしますか?のメッセージが表示されるので、OKボタンをクリックします。
  5. 設定メニューのスキーマ設定属性フォーマット設定出力フォーマット設定を開き、各設定がインポートされたことを確認します。

履歴の生成

新バージョンの決裁データ出力オプションで、旧バージョンで決裁データを出力した案件の出力履歴を作成します。

  1. cwfddo_settings.bat | shを実行し、メイン画面を起動します。
  2. メンテナンス-履歴管理をクリックし、履歴管理ダイアログを表示します。
  3. 履歴の生成タブを選択します。
  4. 全選択ボタンをクリックし、出力フォーマットをすべて選択状態にします。
  5. 履歴の生成ボタンをクリックします。
  6. 選択した出力フォーマットの履歴を生成しますか?のメッセージが表示されるので、OKボタンをクリックします。
  7. 履歴の削除タブを選択し、各出力フォーマットの出力履歴が生成されたことを確認します。