# 仕様変更点

# システム全体

# URLの変更

各ページのURLの形式が変更されました。
ログイン画面以外をブックマークに登録されている場合は、お手数ですが再度登録いただきますようお願いいたします。

補足

以下の画面については、従来のURLのままアクセスできます。

  • ログイン画面
  • 申請フォームリンクのエンドポイント
  • ポートレット画面
  • eセールスマネージャーとの連携URL

# 文言の変更

分かりにくい、表現の揺れなどを統一するため、文言を見直しました。
以下は、主な変更点です。

一般ユーザー向け

V4 V5
申請ドキュメント選択 申請フォーム一覧
申請ドキュメント 申請フォーム
サイン画像 印影画像

管理者向け

V4 V5
メンバ、ユーザ ユーザー
(メンバ) メンバ ID ID
(メンバ) ユーザ ID ログイン ID
ドキュメント フォーム
JSP リソース JavaScript・CSS
フロー ルート
公開区分 ワークフロー
(公開区分) 表示名 申請フォーム名
(公開区分) 公開対象 申請するグループ・役職
(公開区分) 共有対象 共有するグループ・役職
採番情報 採番ルール

# ログファイル名の変更

ワークフローシステムが出力するログファイルの名前が変更されました。

  • V4以前)localhost_log.yyyy-dd-mm.log
  • V5以降)workflow.yyyy-mm-dd.log

上記の変更に伴い、自動申請のログ出力システム標準のログに出力を選択している場合もworkflow.yyyy-mm-dd.logに出力されます。

補足

V5でも、localhost_log.yyyy-dd-mm.log が引き続き出力されます。こちらには、Tomcat自体が出力するサーバー起動時のログなどが記録されます。

# 一般ユーザー

# PDF入力フォームの対応ブラウザーを変更

各ブラウザーのサポートポリシーの変更などに伴い、入力PDFフォームでの申請・承認は、Internet Explorer、Safari(Mac) のみのサポートとなりました。
その他のブラウザーで入力PDFフォームを開くと、以下のような画面が表示されます。

PDFフォーム表示時の警告

# 重要度による並び替えを廃止

申請済み / 処理待ち / 処理済み / 予定一覧において、重要度 で並び替える機能が廃止されました。 V5では、一覧上部にある重要のみをクリックすることで絞り込むことができます。

# 非表示にした案件の表示方法を変更

申請済み / 処理済み / 完了一覧において、非表示にした案件を表示する方法が変更されました。

  • V4以前)「非表示レコードを表示」ボタンをクリックすると表示中の案件と非表示の案件を表示
  • V5以降)「ごみ箱」ボタンをクリックすると非表示の案件だけを表示

# 申請・承認取戻し時のコメントに上限を設定

申請・承認取戻し時のコメントの文字数に上限を設けました。

  • V4以前)制限なし
  • V5以降)最大400文字

# 一括承認機能の画面遷移を変更

一括承認時の画面遷移が変更されました。

  • V4以前)処理待ち一覧画面 → 一括承認画面 → 一括承認完了画面
  • V5以降)処理待ち一覧画面 → 一括承認完了画面

# 督促・取戻し時の画面遷移を変更

督促・取戻し時の画面遷移が変更されました(操作元の画面を再表示)。

申請情報画面 操作時

  • V4以前)申請情報画面 → (督促・取戻し)完了画面
  • V5以降)申請情報画面 → 申請情報画面

ドキュメント確認画面 操作時

  • V4以前)ドキュメント確認画面 → (督促・取戻し)完了画面
  • V5以降)ドキュメント確認画面 → ドキュメント確認画面

# 管理機能

# ユーザー管理) 印影作成時のフォントを変更

印影作成時に選択できるフォントが変更されました。

  • V4以前)Designerがインストールされた環境で利用可能なすべてのフォント
  • V5以降)下記「選択可能なフォント」のうち、ワークフローシステムがインストールされた環境で利用可能なフォント

選択可能なフォント

  • Windowsのみ
    • MS明朝
    • MSゴシック
  • Windows、Linux共通
    • IPA明朝
    • IPAゴシック
    • IPAex明朝
    • IPAexゴシック

上記により、ワークフローシステムをインストールした環境のOSがLinuxの場合、MS明朝MSゴシックを選択できなくなりました。 代わりにIPA 明朝IPA ゴシックなどのフォントをご利用いただくか、以下の印影サイトにて作成した印影画像の登録をお願いいたします。

ワークフローシステム 印影サイト (opens new window)

# ユーザー管理) ユーザーのIDに使用できない文字を追加

ユーザーのIDに使用できない文字が追加されました。

  • V4以前)! " # $ % & ' ^ ~ @ ` ; : + * , ? ¥ < >
  • V5以降)使用禁止文字に次を追加 / | (半角スペース) (タブ文字)

加えて . で始まるIDの設定を不可 というルールも追加されています。

注意

上記のルールは、新しいユーザーを追加するときのみ適用されます。

# ユーザー管理) 所属変更時の上長の割当て条件を変更

組織上でユーザーの組織階層を変更したときに、上長の割当てを行う条件が変更されました(組織階層自体を移動したときも同様です)。

  • V4以前)異動後の組織階層に所属するユーザーのうち、IDが一番若いユーザーを上長に割り当てる
  • V5以降)異動後の組織階層に異動元の上長が存在する場合は、上長の設定を引き継ぐ (存在しなければ V4 と同じ条件で上長を割当て)

# コンテンツ管理) インポート時の順序を変更

コンテンツ管理のインポートは、以下の順に行ってください。

  1. フォーム
  2. フォーム その他 (業務区分 / JavaScript・CSS/ データベース設定 / マスタ検索サブフォーム)
  3. ルートテンプレート
  4. ルート
  5. 採番ルール
  6. 採番ユニット
  7. ワークフロー

ユーザーや組織のインポートも同時に行う場合は、1. フォーム の後に行ってください。

# コンテンツ管理) ワークフローを無効にした際の挙動を変更

ワークフローを無効(※)にした際の、申請するグループ・役職(旧公開対象) の有効 (旧リリースする)の扱いを変更しました。

  • V4以前)一律、無効に変更
  • V5以降)変更前の状態を引き継ぐ

※ワークフローで使用するフォームルートのいずれかを無効

補足

ワークフローが無効の状態では申請できないため、利用者に対する影響はありません。

# コンテンツ管理) ルート仕様書のファイル形式をxlsx形式に変更

ルート仕様書の出力ファイル形式が変更されました。

  • V4以前)Excel 97 - Excel 2003 バイナリ ファイル形式 (*.xls)
  • V5以降)Excel 2007 以降標準のファイル形式 (*.xlsx)

注意

一度に大量のルートを仕様書に出力しようとすると、ワークフローシステムに負荷がかかります。
可能な限り、運用時間外に行ってください。

# コンテンツ管理) 採番項目(連番)の最大値設定を廃止

採番項目(連番)の最大値を設定するが廃止されました。


# コンテンツ管理 / 運用管理) 過去案件への共有設定の反映方法を変更

ワークフローで設定した共有するグループ・役職(旧共有対象)を、過去に申請された案件に反映する方法が変更されました。

  • V4以前)運用管理(旧管理機能)の共有管理で変更
  • V5以降)コンテンツ管理の「共有するグループ・役職」で変更

本変更に伴い、これまで各ユーザーに対して設定していたワークフロー管理機能-案件-共有管理の権限は廃止されました。


# システム設定) 代替ログイン画面のエンコードを UTF-8 に変更

システム設定で登録する代替ログイン画面のエンコードが UTF-8 に変更されました。
旧バージョンで登録済みのHTMLの内容は、アップデート時にエンコードが自動変換されます。

# システム設定) 操作ログの仕様変更

操作ログの出力内容が一部変更されました。詳細は、ワークフローシステムのヘルプをご参照ください。

変更点の概要は、以下のとおりです。

  • 運用管理への遷移時のログを廃止
  • 管理機能に操作ログには、操作列に管理機能ごとの接頭辞を付与 (運用管理ユーザー管理など)
  • ワークフローシステムに統合されたDesignerの機能はシステム列にSERVERと出力
  • フォームマネージャーによる操作はシステム列にFORMMGRと出力

# フォームマネージャー) JavaScript・CSS のエンコードを UTF-8 に変更

フォームマネージャー上で登録する JavaScript・CSS のエンコードが UTF-8 に変更されました。
旧バージョンで登録済みのファイルは、アップデート時にエンコードが自動変換されます。

V5 アップデート後にこれらのファイルを登録される際は、保存時に UTF-8 で保存してください。

# Formエディター) 追加閲覧者の印影・情報表示・日付印・コメントの設定変更

決裁者で終わるルートでの申請において、ルート変更で決裁者の直後に複数の閲覧者をグループとして追加したときの印影情報表示などを表示する設定が以下のように変更されました。

  • V4までの設定) 追加閲覧者用 にチェックを入れる
  • V5以降の設定) 追加閲覧者用 チェックに加え、新しい閲覧グループ用にもチェックを入れる。

閲覧者のAND・OR-閲覧情報表示用の詳細設定

補足

V4との互換性を維持して表示する方法もご用意しています。詳細については、弊社サポートまでお問い合わせください。

# Formエディター) 設定項目の廃止

  • 全オブジェクト共通) [表示]タブ-[表示と印刷] の表示/印刷しない非表示/印刷するが廃止されました。表示/印刷しない表示に、非表示/印刷する非表示に変更されます。
  • チェックボックス / ラジオボタン) 以下のイベントが廃止されました。
    • onDblClick
    • onMouseDown
    • onMouseUp
  • 入力テキスト) [フォーマット]タブ-[有効桁以下の処理]の互換設定が廃止されました。互換設定四捨五入に変更されます。
  • 入力テキスト) [フォーマット]タブ-[桁区切の表記方法]で二つの設定(1.234,561234,56)が廃止されました。 1.234,561,234.56に、1234,561234.56に変更されます。

補足

この内容は、V5形式のフォームに対する対応です。
旧バージョン形式(PDFフォーム、JSPフォーム)は従来どおりの設定が維持されます。

# Formエディター) プレビュー件数に上限を設定

Formエディターでデータベースから値を取得する設定(入力テキスト・コンボボックス)をした際の、プレビュー表示件数に上限を設定しました。

  • V4以前)上限なし
  • V5以降)先頭100件を表示

# オプション

# eセールスマネージャー連携オプション) 設定に不備があったときの動作を変更

eセールスマネージャーから申請フォームを開く際に、設定不備により申請フォームが表示できない(存在しないフォームのIDを指定したなど)場合の動作を以下のとおり変更されました。

  • V4以前)ログイン後の初期表示画面に遷移
  • V5以降)エラーメッセージを表示し、開いたウィンドウを閉じる