# 管理機能

# 主要なアップデート

# コンテンツ管理) AND・OR閲覧グループの設定に対応

直列か合議でしか指定できなかった閲覧者の設定を改善し、承認者と同じようにAND閲覧者やOR閲覧者を定義できるようになりました。

閲覧者のAND・OR

注意

本変更に伴い、Formエディターで設定の変更が必要になる場合があります。 詳細は、追加閲覧者の印影・情報表示・日付印・コメントの設定変更をご参照ください。

# コンテンツ管理) フォルダー分け

フォームやルートといったコンテンツをフォルダーで管理できるようになりました。 また、フォルダー内のコンテンツの編集を許可する管理者ユーザーを指定できるようになりました。

対象機能

  • フォーム
  • ルート / ルートテンプレート
  • ワークフロー
  • 採番ルール、採番ユニット

フォルダー分け

# コンテンツ管理) カスタムデータベース

ワークフローシステムが管理するデータベース上にテーブルを作成することができるようになりました。 作成したテーブルは、入力フォーム上のデータベース連携機能(※)の参照先として利用できます。

カスタムデータベース

※入力テキストやコンボボックスのデータベース連携機能、およびマスタ検索サブフォーム

# 運用管理) 案件の引継ぎ

進行中の案件の承認者を、後任のユーザーに変更して承認業務を引き継がせることができるようになりました。

案件の引継ぎ

補足

引継ぎ先に選択できるのは、同一組織内のユーザーに限ります。

# システム設定) テーマカラー

ワークフローシステムのテーマカラーを選択できるようになりました。

テーマカラーのサンプル

デフォルト クラシック
テーマカラーデフォルト テーマカラークラシック

補足

選択したテーマカラーが適用されるのは、一般ユーザー向けの画面に限ります。 以下の画面には適用されません。

  • ユーザー管理
  • コンテンツ管理
  • 運用管理
  • システム設定

# その他のアップデート

注意

タイトルが「Formエディター」で始まる見出しの内容は、すべてV5形式のフォームに対する対応です。
旧バージョン形式(PDFフォーム、JSPフォーム)には対象外となります。

# ユーザー管理 / システム設定) ユーザー定義項目に任意の名前を設定

ユーザーの登録・編集時に設定するユーザー定義項目に任意の名前を付けられるようになりました。 ユーザーの登録時や、フォームの作成時には指定した名前で表示されます。

ユーザー定義項目のラベル

補足

名前の設定は、システム設定画面で行います。

# ユーザー管理) 削除時の動作を変更

削除した組織がごみ箱から復元できるようになりました。

削除時の動作を変更


# コンテンツ管理 / Formエディター) 新元号への対応

入力フォームのオブジェクトの新元号への対応を行いました。2019年5月以降に申請・承認を行うと、新元号で表示されるようになります。

対象オブジェクト

  • 情報表示フィールド
  • 日付印
  • 採番

注意

リリース時点で未発表のため、新元号は未設定の状態です。
設定手順については、新元号の発表後に改めてサポートサイトに掲載予定です。

# コンテンツ管理) 削除時の動作を変更

削除したコンテンツがごみ箱から復元できるようになりました。
対象は以下のとおりです。

  • フォーム
  • ルート / ルートテンプレート
  • ワークフロー
  • 採番ルール、採番ユニット
  • 業務区分

削除時の動作を変更

# コンテンツ管理) 採番の日付フォーマットを追加

採番の日付フォーマットに「和暦(ゼロ埋めあり)」が追加されました。

注意

従来のバージョンで提供されていた「Hy :【和暦】」では、改元後はゼロ埋めなし(例. 平成2年) の形式で出力されますので、必要に応じて設定をご変更ください。

# コンテンツ管理) 採番履歴の削除機能を追加

コンテンツ管理の採番ルール画面から発行した採番履歴の削除ができるようになりました。

採番履歴の削除機能を追加

# コンテンツ管理) ワークフローの設定項目を拡張

申請フォーム名、採番、ファイル保管をワークフロー単位でも設定できるようになりました。 ワークフロー単位で設定した場合、申請するグループ・役職(旧公開対象)単位での設定できません。

ワークフローの設定項目を拡張

# コンテンツ管理) 編集ロックの解除

編集中のフォームを強制的に解除する機能が追加されました。
担当者がフォームを編集状態にしたまま退職してしまった場合などにご利用ください。

編集ロックの解除


# 運用管理) 代理・代行申請者をまとめて設定

複数の申請フォームに対して、代理・代行申請者をまとめて設定できるようになりました。

# 運用管理) 帳票データ出力のUTF-8対応

帳票データ出力機能で出力するCSVファイルのエンコードに、UTF-8が選択できるようになりました。

帳票データ出力のUTF-8対応


# システム設定) 設定項目を追加

新たに以下の設定が追加されました。

  • メールのエンコード
  • メールの件名・本文
  • 承認履歴のレイアウト
  • ルート変更時のユーザー画面の初期値
  • Java API の後処理プログラムの登録
  • 申請フォーム選択画面の「申請フォームを開く」ボタンの表示有無

補足

従来のバージョンで設定していた内容は、アップデート時に自動で引き継がれます。

メールの件名・本文 メールの件名・本文

# システム設定 / フォームマネージャー) ログファイルのダウンロード

ワークフローシステムが出力するログファイルをダウンロードする機能が追加されました。

ワークフローシステム
ログファイルのダウンロード

フォームマネージャー
ログファイルのダウンロード(フォームマネージャー)


# フォームマネージャー) フォーム編集時の履歴管理

フォームマネージャーでフォームを編集した履歴が残せるようになりました。
履歴の中から選択した時点にフォームを復元することができます。

# フォームマネージャー)記入例

入力フォームごとに記入例(HTML形式)を登録できるようになりました。

記入例

注意

記入例が登録できるのは、V5形式のフォームのみです。
旧バージョン形式(PDFフォーム、JSPフォーム)では利用できません。

# Formエディター) xlsx形式のファイルのインポートに対応

Formエディターのフォームインポートにおいて、xlsx形式のファイルに対応しました。

# Formエディター) 用紙サイズの設定に対応

Formエディターの「フォーム設定」ダイアログで指定する用紙サイズが、入力フォーム上でも反映されるようになりました。

# Formエディター) プレースホルダーの設定に対応

フォーム上の入力テキストに、プレースホルダー(値がなにも入力されていない時に表示されるメッセージ)が設定できるようになりました。

プレースホルダー

# Formエディター) ラジオボタン、チェックボックスの表示種別の設定に対応

ラジオボタン、チェックボックスで表示する種別を、HTML標準グラフィカルの二通りから選択できるようになりました。 グラフィカルを選択することで、入力フォーム上でもFormエディターで設定した内容に近い状態で表示できるようになります。

ラベル設定

注意

グラフィカル選択時は、タブキーによるラジオボタン、チェックボックスへの移動ができません。タブキーを利用される場合は、HTML標準をご利用ください。

# Formエディター) ラジオボタン、チェックボックスのラベル設定対応

ラジオボタン、チェックボックスのラベルを設定できるようになりした。 ラベル文字列をクリックすることでも、チェックボックスやラジオボタンの選択を切り替えることができます。

チェックマークの種別

# Formエディター) チェックボックス非チェック時の値を設定

従来のチェックボックスでは、書き出し値が送信されるのはクリック時のみでしたが、非チェック時の書き出し値も設定できるようになりました。

チェックマークの種別

# Formエディター) 入力フォーム上でもフォーマットされた値の表示に対応

「入力テキスト」オブジェクトの「フォーマット」タブで指定した内容が入力フォーム上でも反映されるようになりました。 (V4.xでは、申請・承認後に生成されるPDFのみ有効)

分類 内容
数値 (通貨記号) 入力値:10000 → ¥10,000
数値 (負数の表記方法) 入力値:-10000 → (10,000)
パーセント 入力値:0.9 → 90%
日付 入力値:2018/06/20 → 2018年06月20日

注意

本変更に伴い、アップデート以前とは、フォーマット区切りが設定された入力テキストの値の取得方法が変更されています。 詳細は、アップデートマニュアル入力フォームの移行をご参照ください。

# Formエディター) 日付印の画質を改善

日付印の画質を改善しました。

V4 V5
V4の日付印 V5の日付印