動作設定ファイル¶
設定内容¶
動作設定ファイルを編集することで、DocuWorks出力オプションの実行に必要な基本動作と、出力ファイル形式や変換失敗時の動作を設定します。
基本動作¶
- DocuWorks出力用データ監視ディレクトリの監視間隔(分)
- DocuWorks出力オプションのライセンスパスワード
- DocuWorks出力用データ監視ディレクトリ
- DocuWorksファイル出力先ディレクトリ
- エラー案件情報出力先ディレクトリ
変換動作¶
- DocuWorksファイルの出力形式
- タイムアウト時間(分)
- PDFの変換方法
- DocuWorksの変換方法
- オリジナルファイルの添付有無
- DocuWorks変換失敗時の処理
注釈
変更した内容は、DocuWorks出力オプションのサービス再起動後より反映されます。
動作設定ファイル配置場所¶
[DocuWorks出力オプション導入ディレクトリ]\CwfConvXDW\CwfConvXDWSettings.xml
動作設定ファイル詳細¶
動作設定ファイルはXML形式で記述されています。XML形式の詳細は下表を参照ください。
ヒント
導入時の動作設定ファイルは最小構成のため、下表にある項目が存在しない場合があります。
設定変更時は対象の項目を追加してください。
XML形式¶
<> で囲まれた項目はタグ、それ以外は属性であることを示します。
タグ/属性 | 設定内容 | |||
<settings> | ||||
<foundation> | 基本動作 | |||
<service> | ||||
interval-minutes | DocuWorks出力用データ監視ディレクトリの監視間隔(分) | |||
<license-password> | DocuWorks出力オプションのライセンスパスワード | |||
<input-dir> | DocuWorks出力用データ監視ディレクトリ | |||
<output-dir> | DocuWorksファイル出力先ディレクトリ | |||
<err-dir> | エラー案件情報出力先ディレクトリ | |||
<convert> | 変換動作 | |||
type | DocuWorksファイルの出力形式 | |||
timeout-minutes | タイムアウト時間(分) | |||
use-pdf-creator-engine | PDFの変換方法 | |||
<target> | DocuWorksの変換方法 | |||
app | DocuWorksに変換するファイルの拡張子 | |||
image | DocuWorksに変換する画像ファイルの拡張子 | |||
<original> | オリジナルファイルの添付有無 | |||
app | オリジナルファイルとして添付するファイルの拡張子 | |||
image | オリジナルファイルとして添付する画像ファイルの拡張子 | |||
<error-handling> | DocuWorks変換失敗時の処理 | |||
type | DocuWorks変換失敗時の処理方法 | |||
err-list-name | 変換失敗ファイル一覧のバインダー格納名 |
タグ/属性の説明¶
項目 | 説明 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
<settings> | DocuWorksの設定であることを示します。 | ||||||
<foundation> | DocuWorksの基本動作の設定をします。 | ||||||
<service> | サービスの動作を属性で設定します。 | ||||||
interval-minutes * 必須 | DocuWorks出力用データ監視ディレクトリの監視間隔(分)を指定します。
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<license-password> | DocuWorks出力オプションのライセンスパスワードを指定します。 未設定の場合は、体験版としてインストールした日から30 日間使用できます。
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<input-dir> * 必須 | DocuWorks出力用データ監視ディレクトリを指定します。
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<output-dir> * 必須 | DocuWorksファイル出力先ディレクトリを指定します。 DocuWorksファイルの出力先を業務ごとに分けたい場合などは、DocuWorks出力用データファイルの属性[OUTPUT_SUB_DIR]でサブディレクトリ名を指定してください。
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<err-dir> | エラー案件情報出力先ディレクトリを指定します。 出力エラーとなった案件情報の出力先を業務ごとに分ける場合は、DocuWorks出力用データファイルの属性[OUTPUT_SUB_DIR]でサブディレクトリ名を指定してください。
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<convert> | 変換動作の設定をします。 | ||||||
type | DocuWorksファイルの出力形式指定します。
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timeout-minutes | タイムアウト時間(分)を指定します。 パスワード保護やマクロ設定、予期せぬダイアログの表示などによりDocuWorksファイルへの変換ができない場合に本タイムアウト時間を超えるとエラーとなり、次の案件の処理を開始します。
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use-pdf-creator-engine | DocuWorks変換時のPDFファイルの取込みに「DocuWorks PDF Creatorエンジン」を用いるかどうかを指定します。
DocuWorks PDF Creatorエンジンを使用した場合のみ、出力後のDocuWorksファイル内の文字列を検索、テキスト選択できます。
旧バージョン形式のフォーム(JSP・PDF)をご利用の場合、DocuWorks PDF Creatorエンジンを使用した変換はできません。 |
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<target> | DocuWorksの変換方法を属性で設定します。 | ||||||
app | アプリケーションファイルとしてDocuWorksに変換する対象ファイルの拡張子を指定します。 複数の拡張子を指定する場合はカンマで区切ります。
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image | イメージファイルとしてDocuWorksに変換する対象ファイルの拡張子を指定します。 複数の拡張子を指定する場合はカンマで区切ります。
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<original> | オリジナルファイルの添付有無を属性で設定します。 | ||||||
app | アプリケーションファイルとして変換するファイルの内、オリジナルファイルを添付する対象ファイルを拡張子で指定します。 複数の拡張子を指定する場合はカンマで区切ります。
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image | イメージファイルとして変換するファイルの内、オリジナルファイルを添付する拡張子を指定します。 複数の拡張子を指定する場合はカンマで区切ります。
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<error-handling> | DocuWorks変換失敗時の処理を属性で設定します。 | ||||||
type | DocuWorks変換失敗時の処理方法を次のどちらかで指定します。
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err-list-name | 変換失敗ファイル一覧のバインダー格納名称を指定します。 DocuWorks変換失敗時の処理方法が「attach-err-list」の場合のみ有効です。
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構成例¶
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<settings>
<foundation>
<service interval-minutes="8" />
<license-password>XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX</license-password>
<input-dir>C:\CREATE_HOME\OUTPUT</input-dir>
<output-dir>D:\経理部主管文書</output-dir>
<err-dir>E:\エラー案件情報</err-dir>
</foundation>
<convert type="xdw" timeout-minutes="3" use-pdf-creator-engine="true">
<target app="pdf,doc,xls,txt,xlsx,xlsm,docx" image="bmp,jpg,jpeg" />
<original app="doc,xls" image="jpg,jpeg" />
<error-handling type="attach-err-list" err-list-name="変換失敗ファイル一覧" />
</convert>
</settings>