お知らせ

ブラウザの仕様変更に伴うポートレット表示への影響に対する製品対応について

お知らせ

2021/08/12

特定のブラウザにおいて、クロスドメインにおける Cookie の動作(SameSite)が変更されたことにより
ポートレット表示が正しく動作しない事象について、製品の次期バージョンにて対応を行います。


本事象の詳細や発生する環境につきましては
ブラウザの仕様変更に伴うポートレット表示への影響について」をご確認ください。

Create!Webフロー V5(パッケージ版)をご利用のお客様で、製品をバージョンアップし事象を回避する場合、
バージョンアップと同時にワークフローシステム利用環境のアップデートなどの対応をしていただく必要がございます。
※Create!Webフロー Cloudをご利用のお客様は、メンテナンスにより自動でアップデートされますので
 製品に対する対応は不要です。
 (ブラウザーに対し回避策を行っている場合は不要となりますので、解除してください。)

◆対応される製品のバージョン

  SameSiteVersion.png

◆製品対応

 製品が発行する Cookie に「SameSite=None Secure」が設定されます。
 これによりサードパーティーの Cookie をブロックするブラウザーであっても、
 ポートレット表示オプションの iframe 表示が可能になります。

◆製品のバージョンアップによるお客様側の対応

 最新版にバージョンアップすることにより、お客様のご利用環境にて対応が必要となります。
 必要な対応は以下をご確認ください。
 ◆Create!Webフロー Cloudをご利用の場合
 ◆Create!Webフロー V5(パッケージ版)をご利用の場合

 ◆Create!Webフロー Cloudをご利用の場合

  メンテナンスにより自動で更新されますので、製品に対する対応は不要です。

  「ブラウザの仕様変更に伴うポートレット表示への影響について」内の
  ブラウザー側の回避策を個別に設定されている場合、設定は不要となりますので
  解除してください。

 ◆Create!Webフロー V5(パッケージ版)をご利用の場合

  製品をバージョンアップして事象を解消するためには、以下の対応が必要です。

  ・Webアプリケーションサーバー(Tomcat)と JDK のアップデートが必要となります。
   アップデート手順については V5.2.2 のリリースと同時に公開いたします。
   Tomcat・JDKのアップデートは、ポートレット表示の問題を回避する場合のみ行う必要があります。
   ポートレット表示をご利用でない場合など、影響がない場合は行う必要はありません。

  ・非 SSL 環境でご利用の場合、SSL 環境の設定を実施し、https でアクセスする必要があります。
   Tomcat・JDKをアップデートすると、「Google Chrome」「Chromium版 Microsoft Edge」のブラウザーにおいて
   httpsでのアクセスが必須となります。


   SSL 環境の設定については 以下をご参照ください。
   ─────────────────────────────────────────────
   ◇ワークフローシステム 逆引きガイド
    - サーバー動作環境設定
     - SSL環境で利用する
   ─────────────────────────────────────────────

  ・「ブラウザの仕様変更に伴うポートレット表示への影響について」内の
   ブラウザー側の回避策を個別に設定されている場合、上記2点の対応実施後は不要となりますので
   解除してください。


本件についてご不明点などございましたら、「お問い合わせ」より弊社サポートまでお問合せください。

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