導入手順

ワークフローポートレットを新規または旧バージョンよりバージョンアップして継続利用する場合、新たにモジュール等のインストール/更新といった手順は不要です。以下に従い必要な設定を行ってください。

利用環境の設定変更

  1. [インストールディレクトリ]\Tomcat\conf\context.xmlを以下の通り変更します。

【変更前】

<!-- <CookieProcessor className="org.apache.tomcat.util.http.Rfc6265CookieProcessor" sameSiteCookies="none" /> -->

【変更後】

<CookieProcessor className="org.apache.tomcat.util.http.Rfc6265CookieProcessor" sameSiteCookies="none" />
  1. ワークフローシステムを再起動します。

注釈

既に変更済みの場合は、ライセンスパスワードの設定 へ進んでください。

SAML認証の設定

SharePoint連携オプションの利用には、ログイン認証設定でのSAML認証が必須となります。事前にワークフローシステム [システム設定 - ログイン認証]画面の 「SAML 認証」を設定してください。
SAML認証の設定方法は、ワークフローシステムリファレンスの[システム設定] - [ログイン認証]をご参照ください。

SharePointの設定

SharePointのポータル画面に、ワークフローポートレットを表示します。

ワークフローポートレットURL

https://workflow-sv:8443/XFV20/portlet/wfportlet.jsp

注釈

workflow-sv:8443 部分はご利用の環境に合わせて設定してください。

埋め込みコンテンツの許可設定

  1. SharePointのサイトを表示します。
  2. [歯車]アイコンをクリックします。
  3. [設定]の[サイト情報]リンクをクリックします。
display_site_information
  1. [サイト情報]の[すべてのサイト設定を表示]リンクをクリックします。
display_all_setting
  1. [サイトの設定]から[HTML フィールドのセキュリティ]リンクをクリックします。
display_html_field_security
  1. [次のドメインからに限り iframe 挿入を投稿者に許可します]を選択します。

  2. [このドメインからの iframe を許可]欄へworkflow-svを入力し、[追加]ボタンをクリックします。

    注釈

    workflow-sv 部分はご利用環境のワークフローポートレットURLに合わせて設定してください。

iframe_setting
  1. [OK]ボタンをクリックします。

SharePointサイトへの埋め込みコード登録

  1. SharePointのサイトを表示します。
  2. [編集] リンクをクリックします。
edit_link
  1. [新しいWebパーツを列1に追加] リンクをクリックします。
portlet_web_parts
  1. [埋め込み]リンクをクリックします。
portlet_link
  1. [Web サイトのアドレスまたは埋め込みコード]欄へ以下の内容を記述します。

portlet_code

<iframe name="webflow" frameborder="0" src="https://workflow-sv:8443/XFV20/portlet/wfportlet.jsp" style="height:300px;width:100%;"> ワークフローシステム </iframe>

注釈

workflow-sv:8443 部分はご利用環境のワークフローポートレットURLに合わせて設定してください。

  1. 再公開を行います。

動作確認

設定したポータル画面を表示すると、図のようにワークフローポートレットが表示されます。
ワークフローポートレットが表示されない場合は、ここまでの手順を確認してください。

display_portlet