インストール手順

ユーザー情報連携モジュールの配置

  1. モジュールのコピー

cwfopt_umディレクトリを任意のディレクトリにコピーします。

(コピー元)

サイボウズガルーン連携オプション\ユーザー情報連携\cwfopt_um

注釈

  • ユーザー情報連携モジュールはワークフローシステムサーバーとインターネット(HTTP/HTTPS)経由で接続します。ワークフローシステムにインターネット接続できる環境であれば、別の筐体に導入できます。
  • Windows環境では、メディアからファイルをコピーした際に「読み取り専用」属性が設定されることがあります。ファイルに「読み取り専用」属性が設定されている場合は解除してください。
  1. アクセス権限の設定(Linux環境利用時

配置したcwfopt_umディレクトリ以下のすべてのファイル/ディレクトリに対して、ユーザー情報連携を実行するOSユーザーの読み取り・書き込み権限を付与してください。
あわせて以下のファイルに実行権限を付与してください。

  • cwfopt_umディレクトリ内のシェルファイル(.sh)
  • cwfopt_um/jre/linux/binディレクトリ内の「java」ファイル

ライセンスパスワードの設定

  1. マシン識別子の確認

設定用実行ファイル(cwfum_settings.bat/sh)を実行し、設定画面を表示します。
設定画面[ファイル] – [ライセンスパスワード設定]から[ライセンスパスワード設定]ダイアログを表示し、[マシン識別子]に表示されている文字列(コンピュータ名)を確認します。

license_password2

  1. ライセンスパスワードの取得
ライセンスパスワードを取得します。取得手順の詳細は「ワークフローシステム 導入マニュアル」の「 第1章 製品概要」 - 「ライセンスパスワードの取得手順」を参照ください。
  1. ライセンスパスワードの設定

設定用実行ファイルを実行し、設定画面を表示します。
設定画面[ファイル] – [ライセンスパスワード設定]から[ライセンスパスワード設定]ダイアログを表示し、[ライセンスパスワード]に取得したライセンスパスワードを入力します。

license_password3

[ライセンスパスワード設定]ダイアログの[更新]ボタンをクリックします。

環境設定

設定画面[ファイル] - [環境設定]から[環境設定]ダイアログを表示し、下記設定項目を入力します。

項目名 設定内容
URL * 必須 ワークフローシステムアクセスURLを入力します。
例)http://workflow-sv:8080/XFV20
ログインID * 必須 「オプションの実行権限」を持ったユーザーのログインIDを入力します。
パスワード * 必須 「オプションの実行権限」を持ったユーザーのパスワードを入力します。

environment_setting

ユーザー情報連携モジュールの導入環境がプロキシサーバーを使用してインターネット接続する場合は、[プロキシサーバー]ボタンをクリックし、プロキシサーバーの設定を行います。

項目名 設定内容
プロキシサーバーを使用 * 必須 プロキシサーバーを使用する場合、チェックします。
ホスト名 * 必須 プロキシサーバーのホスト名を入力します。
ポート番号 * 必須 プロキシサーバーのポート番号を入力します。
ユーザー名 プロキシサーバー認証ユーザー名を入力します。
パスワード プロキシサーバー認証パスワードを入力します。

proxy_setting

[プロキシサーバー接続設定]画面の[OK]ボタンをクリックします。
[環境設定]ダイアログの[更新]ボタンを入力します。

エクスポートタスク設定

設定画面[編集] – [追加] –[エクスポートタスク]から[エクスポートタスク]画面を表示し、下記設定項目を入力します。

項目名 設定内容
タスク識別子 * 必須 タスクを一意に識別する任意の文字列を入力します。
例)CYBOZUGAROON
組織名 * 必須 エクスポートする対象の組織名を入力します。
例)ワークフロー株式会社
対象ディレクトリ * 必須 エクスポート先のディレクトリパスを入力します。
ファイルのエンコード * 必須

エクスポートファイルのファイルエンコードを入力します。
例)MS932

サイボウズ ガルーンのインポート設定に合わせて入力してください
対象情報 * 必須 「ユーザー(user.csv)」を選択します。

export_task

[エクスポートタスク]画面の[OK]ボタンをクリックします。

動作確認

エクスポート実行

以下の手順でバッチファイルを実行します。

Windows環境

  1. コマンドプロンプトを起動します。
  2. ユーザー情報連携モジュールを配置したディレクトリへ移動します。
  3. エクスポート実行ファイル(cwfum_start.bat)を実行します。
cwfum_start.bat <タスク識別子>
例)cwfum_start.bat CYBOZUGAROON
  1. エクスポートが正常に終了すると、以下のようなメッセージが表示されます。
11 22 2015 07:30:00 午前 net.createwebflow.client.um.commons.UMLogger info
情報: ユーザー情報連携 – 開始 [タスク識別子: CYBOZUGAROON]
11 22 2015 07:30:01 午前 net.createwebflow.client.um.commons.UMLogger info
情報: ユーザー情報連携 – 終了

注釈

導入バージョンによって、ログの日付形式が異なります。

Linux環境

  1. ターミナルを起動します。
  2. ユーザー情報連携モジュールを配置したディレクトリへ移動します。
  3. エクスポート実行ファイル(cwfum_start.sh)を実行します。
cwfum_start.sh <タスク識別子>
例)cwfum_start.sh CYBOZUGAROON
  1. エクスポートが正常に終了すると、Windows環境と同様のメッセージが表示されます。

エクスポート結果確認

エクスポートタスク設定」で[対象ディレクトリ]に設定したディレクトリにユーザー情報ファイル(user.csv)が出力されていることを確認してください。
また、出力されたユーザー情報がサイボウズ ガルーンに取り込めることをご確認下さい。

注意

  • 出力されたユーザー情報ファイルは初期設定状態のサイボウズ ガルーン3が取り込める形式のCSVファイルを出力します。
    CSVファイルのデータフォーマットは「ファイルフォーマット」を参照ください。
  • サイボウズ ガルーン4以降でユーザー情報ファイルを取り込む場合は、サイボウズ ガルーン管理画面の[CSVファイルのフォーマット]で、[バージョン3.0以前のフォーマットを利用する]をご指定ください。