申請後に承認者/決裁者を決定する方法
公開日:2009/02/20
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申請時点では承認者や決裁者となる人物が定まっておらず、申請後の状況によって決定する案件があります。
申請時点では承認者や決裁者は未定として、申請後に承認者や決裁者を決定したいのですが可能でしょうか。
未定義承認者(未定義決裁者)をルート上に配置することで対応可能です。
未定義承認者を使用することで、承認者が決まっていない状態で案件を申請できます。
申請内容によって承認者を選択する必要がある場合など、あらかじめ承認者が特定できないような場合に使用します。
なお、未定義承認者に承認者を配置できるのは、以下の2つの条件のうち、
いずれか、または両方の条件を満たすユーザーのみとなります。
◇条件
・条件1: ルート上の未定義承認者の直前のユーザー
・条件2: ルート変更権限([変更]権限)のあるユーザー
未定義承認者をルート上に設定する方法は、以下ご利用のバージョンの説明をご確認ください。
・V5/Create!Webフロー Cloudをご利用の場合
・V4をご利用の場合
◆V5/Create!Webフロー Cloudの場合
ここでは未定義承認者をルート上に設定する方法を説明します。
設定方法は以下の通りです。(未定義決裁者も同様の手順で設定できます。)
1 ) ルートエディターで承認者オブジェクトを配置します。
2 ) 配置した承認者オブジェクトをクリックして、画面右の[承認者一覧]タブの[追加]ボタンをし、
[承認者の追加]ダイアログを表示します。
3 ) [未定義]アイコンをクリックして、[承認者の追加(未定義)]ダイアログを表示します。
4 ) 未定義承認者として選択できるユーザーの候補を申請者との関係性やグループ・役職から設定して、
[OK]ボタンをクリックします。
※こちらは、未定義承認者の直前のユーザーが承認者を設定する際に有効となる設定です。
ルート変更権限のあるユーザーが設定する際はこちらで設定したユーザーの候補からではなく、
組織全体からの選択となります。
5 ) [保存]ボタンをクリックして、変更したルート設定を保存します。
6 ) 変更したルートが設定されている申請フォームを申請し、
[ルートの確認]画面より未定義承認者に承認者を設定できるか確認します。
なお、未定義承認者に承認者を設定できるユーザーは条件を満たすユーザーのみとなります。
◆V4の場合
ここでは未定義承認者をルート上に配置する方法を説明します。
設定方法は以下の通りです。(未定義決裁者も同様の手順で設定できます。)
1 ) ルートエディターで承認者ノードを配置します。
2 ) 配置した承認者ノードをダブルクリックして、[承認者グループのプロパティ]ダイアログを表示します。
3 ) [承認者一覧]項目の[追加]ボタンをクリックして、[承認者のプロパティ]ダイアログを表示します。
4 ) [未定義]のチェックボックスにチェックを入れて、未定義承認者として選択できるユーザーの候補を
申請者との関係性や所属から設定して、[OK]ボタンをクリックします。
※こちらは、未定義承認者の直前のユーザーが承認者を設定する際に有効となる設定です。
ルート変更権限のあるユーザーが設定する際はここで設定したユーザーの候補からではなく、
組織全体からの選択となります。
5 ) [保存]ボタンをクリックして、変更したフロー設定を保存します。
6 ) 変更したフローが設定されている申請ドキュメントを申請し、
[ルート変更]画面より未定義承認者に承認者を配置できるか確認してください。
なお、未定義承認者に承認者を配置できるユーザーは条件を満たすユーザーのみとなります。
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