JSP、PDFフォームの情報量が一定量を超えた場合に申請・承認等に失敗する問題について[20190821 update]
重要
2019/05/23
Create!WebフローV4.3.2、および V5.0.0 - V5.1.1 におきまして、以下の不具合を確認しております。
なお、本件は Linux 環境固有の不具合となります。
ご利用中のお客様にはご迷惑、ご不便をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。
2019年6月21日 更新
V4.3.3にて本不具合を修正しました。詳細は Create!WebフローV4.3.3(サーバー) のリリースノートをご参照ください。
2019年8月21日 更新
V5.1.2にて本不具合を修正しました。詳細は Create!WebフローV5.1.2 のリリースノートをご参照ください。
◆発生事象
JSP、PDFフォーム(※1)の内容が一定の情報量(※2)を超えた場合に、以下の操作に失敗する。
<操作>
・申請
・下書き保存
・承認
・保留
・差戻し
※1. V5では「旧バージョン形式のフォーム(JSP、PDF)」に該当します
※2. 情報量は、フォーム上のオブジェクト数、オブジェクト名の長さ、フォームへの入力文字数、ユーザーの情報などによって異なります
◆対象環境
本現象が発生するのは以下のバージョンおよび環境の組み合わせです。
<Create!Webフロー 製品バージョン>
V4系:V4.3.2
V5系:V5.0.0 - V5.1.1
<Create!Webフロー インストールOS>
Linux
◆暫定対応
<注意事項>
・本手順は Create!Webフロー (Tomcat) の実行ユーザーで実施してください。
・本手順の中で、Create!Webフロー のサービスを一時的に停止します。
サービスの停止は、Create!Webフロー を利用しているユーザーがいない時間帯に行なってください。
・本手順で記載しているディレクトリ構成は、すべて標準インストール時 ( /usr/local/CREATE_HOME ) のものです。
インストール時にインストールディレクトリを変更している場合はディレクトリ構成を読み替えてください。
<V4系>
1. システムの停止
Create!Webフロー (Tomcat) を停止するため、以下のシェルスクリプトを実行します。
/usr/local/CREATE_HOME/Tomcat/bin/shutdown.sh
2. 環境変数の設定
Create!Webフローの起動方法に応じたシェルスクリプトに環境変数を追加します。
テキストモードで起動する場合 :/etc/profile
グラフィカルモードで起動する場合 :/etc/bashrc
環境変数
─────────────────────────
export CREATE_EMPTYPAGEMODE=1
─────────────────────────
3. 環境変数の反映
設定した環境変数を反映するため、以下のコマンドを実行します。
source (「2. 環境変数の設定」で編集したシェルスクリプト)
例) source /etc/profile
4. システムの起動
Create!Webフロー (Tomcat) を起動するため、以下のシェルスクリプトを実行します。
/usr/local/CREATE_HOME/Tomcat/bin/startup.sh
<V5系>
1. システムの停止
Create!Webフロー (Tomcat) を停止するため、以下のシェルスクリプトを実行します。
/usr/local/CREATE_HOME/Tomcat/bin/shutdown.sh
2. 環境変数の設定
以下のシェルスクリプトに環境変数を追加します。
/usr/local/CREATE_HOME/Tomcat/bin/setenv.sh
環境変数
─────────────────────────
CREATE_EMPTYPAGEMODE=1
export CREATE_EMPTYPAGEMODE
─────────────────────────
3. システムの起動
Create!Webフロー (Tomcat) を起動するため、以下のシェルスクリプトを実行します。
/usr/local/CREATE_HOME/Tomcat/bin/startup.sh
◆恒久対応
次期製品アップデートパッチにてマニュアルに環境変数の設定手順を追記いたします。
ご利用中のお客様にはご迷惑、ご不便をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。
本件について、ご不明点などございましたら、「お問い合わせ」から、弊社サポートまでお問合せください。