導入手順

本オプション製品を新規または旧バージョンよりバージョンアップして継続利用する場合、新たにモジュール等のインストール/更新といった手順は不要です。以下に従い必要な設定を行ってください。

ライセンスパスワードの設定

  1. 管理権限を持ったユーザーでワークフローシステムにログインします。

  2. 画面右上の[管理] - [システム設定]をクリックします。

  3. サイドバーから[ライセンス]をクリックします。

  4. [マシン識別子]に表示されている文字列(コンピューター名)を確認します。 machine_id

    注釈

    マシン識別子は、以降のライセンスパスワード取得時に必要となります。

  5. ライセンスパスワードを取得します。取得手順はワークフローシステム導入マニュアルに記載されています。「第1章 製品概要」の「ライセンスパスワードの取得手順」を参照ください。

  6. [オプション] - [ライセンスパスワード]に取得したライセンスパスワードを入力します。 license_password

  7. [保存]ボタンをクリックして入力内容を保存します。

  8. ワークフローシステムを再起動します。

ポータルサイト/グループウェアの設定

ワークフローポートレットを利用するポータルサイト/グループウェアに、ポートレットの表示設定を行います。

ワークフローポートレットURL

http://workflow-sv:8080/XFV20/portlet/wfportlet.jsp

注釈

workflow-sv:8080 部分はご利用の環境に合わせて設定してください。

連携パラメータ(GET/POST)

パラメータ名 説明
loginid * 必須 ワークフローシステムのログインIDを指定します。
pwd * 必須 ワークフローシステムのログインパスワードを指定します。
ldapsvr 認証するLDAPサーバーを指定します。

注釈

SAML認証およびオープン統合認証 ver.2を利用する場合は、連携パラメータは不要です。

Active Directory などの LDAP サーバーに登録されているユーザーID・パスワードで認証するには、パラメータ「ldapsvr」を指定します。「ldapsvr」に指定する LDAP サーバー名は、ワークフローシステム システム設定画面で設定する LDAP サーバーの「表示サーバー名」です。

注釈

  • LDAP サーバーに登録されているユーザーID・パスワードで認証するには、事前にワークフローシステム システム設定の LDAP 認証を設定する必要がございます。
  • SAML認証を利用する場合は、事前にワークフローシステム システム設定の SAML 認証を設定する必要がございます。
  • オープン統合認証 ver.2を利用する場合は、事前にワークフローシステムシステム設定のオープン統合認証 ver.2を設定する必要がございます。

LDAP認証、SAML認証、オープン統合認証 ver.2の設定方法は、ワークフローシステムリファレンスの[システム設定] - [ログイン認証]を参照ください。

ポートレット設定記載例

HTMLを記載してポートレット表示設定が可能な場合の記載例です。

注意

ご利用になる認証方法によって記述内容が変わります。ご利用環境に適した内容を記述ください。

  • 連携パラメータを使用する認証

    <iframe name="webflow" frameborder="0" style="height:300px;width:100%;">
     Create!Webフロー
    </iframe>
    <form name="webflowPortlet" method="post" target="webflow" action="http://workflow-sv:8080/XFV20/portlet/wfportlet.jsp">
     <input type="hidden" name="loginid" value="<%=loginid%>" />
     <input type="hidden" name="pwd" value="<%=pwd%>" />
     <input type="hidden" name="ldapsvr" value="LDAP サーバー名" />
    </form>
    <script language="JavaScript">
     function showPortlet() {
      document.webflowPortlet.submit();
      return false;
     }
     showPortlet ();
    </script>
    

    注釈

    ポートレット表示設定は利用するポータルサイト/グループウェアにより異なります。認証情報( loginid および pwd パラメータ)への値の指定方法は、利用する環境に合わせて設定してください。

  • SAML認証、オープン統合認証 ver.2を利用する場合

    <iframe name="webflow" frameborder="0" src="http://workflow-sv:8080/XFV20/portlet/wfportlet.jsp" style="height:300px;width:100%;">
     Create!Webフロー
    </iframe>
    

動作確認

設定したポータル画面を表示すると、図のようにワークフローポートレットが表示されます。
ワークフローポートレットが表示されない場合は、ここまでの手順を確認して下さい。

display_portlet

ポータルサイト/グループウェアとワークフローシステムへ共通のユーザーが登録されていない場合は、下図のように表示されます。
この場合でも、ワークフローポートレットは正しく設定されています。それぞれに共通のユーザー・パスワードを設定すると、上図のように表示されます。

auth_error