過去の案件の承認ルートを再利用したい
公開日:2025/08/15
- クラウド
- V5.4

過去に申請した案件でルートを変更しました。
このときに変更したルートを、別の案件の新規申請で再利用できますか。

ご利用のバージョンにより、「マイルート機能」で過去に申請した完了案件の承認ルートを再利用できます。
◆Create!Webフロー V5.4.5 以降(パッケージ版)/Create!Webフロー Cloud をご利用の場合
自身が過去に申請した完了案件の承認ルートを「マイルート」として登録し、再利用できます。
ルート変更で追加・削除・変更した承認者も、そのままマイルートに登録できます。
マイルートの利用方法や注意点については、以下を確認してください。
・マイルート機能を利用するための設定(管理者の設定)
・マイルート機能の使い方(一般ユーザーの操作)
・マイルート機能の注意点
・マイルート機能を利用するための設定(管理者の設定)
初期状態ではマイルート機能は無効です。
[管理者メニュー] > [システム設定] > [申請・承認] > [ルート変更]タブで「マイルート」を有効にしてください。

・マイルート機能の使い方(一般ユーザーの操作)
◇マイルートの登録
1) [完了] 一覧で、ルートを再利用したい案件の [進捗を確認] をクリックします。
2) 申請情報画面で [マイルートに登録] をクリックして登録します。

※以下の条件を満たす場合に、マイルートを登録できます。
・案件の申請者本人である(代理・代行申請者は、自身が代理・代行申請した案件を登録可)
・申請者に「挿入/追加/変更/削除」のいずれかのルート変更権限が付与されている
・案件が完了している
・承認ルートに条件分岐が含まれていない(条件分岐のあるルートを使った案件は登録不可)
◇マイルートの使用
1) 申請時の入力フォーム画面からルートの確認画面を開きます。

2) ルートの確認画面から [マイルート] をクリックし、[マイルートから選択] ダイアログを表示します。

3) [マイルート] プルダウンから、再利用する案件を選択します。

※マイルートは、登録時と同じルートを使用する申請フォームでのみ選択できます。
例)[管理者メニュー] > [コンテンツ管理] > [ワークフロー] に以下の2つのワークフロー(申請フォーム)があるとき
・ワークフローA:[フォーム] 稟議書A、[ルート] 稟議書ルート
・ワークフローB:[フォーム] 稟議書B、[ルート] 稟議書ルート
ワークフローAで登録したマイルートは、ワークフローA/Bの新規申請で利用できます。
・マイルート機能の注意点
1. 途中の承認者がルート変更したルートも、申請者が再利用できます。
そのため、申請者に付与されていない変更権限で編集されたルートが選択可能になる場合があります。
例)申請者に「削除」権限がなくても、削除権限のある承認者が特定の承認者を削除したルートを利用できます。
2. マイルート登録後に、システム管理者が案件を削除した場合、そのマイルートも削除され、利用できなくなります。
3. 次の場合は [マイルートから選択] に登録済みのマイルートが表示されません。
・組織変更や兼務により、マイルート登録案件の申請時と申請権限が異なる場合
例)マイルート登録案件の申請時:人事部 一般 / マイルート利用時:総務部 一般
・マイルートの登録ユーザーと使用ユーザーが異なる場合
例)代理・代行申請者が登録したマイルートを、代理・代行依頼人が申請時に使用する
・マイルート登録時とは異なるルートを使用するワークフローで申請する場合
例)ワークフローC:[フォーム] 稟議書、[ルート] 稟議書ルートC
ワークフローD:[フォーム] 稟議書、[ルート] 稟議書ルートD
ワークフローCの申請案件で登録したマイルートは、ワークフローDの申請時には表示されません。
「マイルート機能」の詳細は、マニュアルページから、ご利用バージョンの以下マニュアルをご確認ください。
─────────────────────────
◇マイルートの登録
ワークフローシステム ユーザーマニュアル
- 共通画面の説明
- 申請情報画面
- マイルート
◇マイルートの使用
ワークフローシステム ユーザーマニュアル
- ルートを変更する
- ルートを変更する
- 過去の案件のルートを利用する
─────────────────────────
◆Create!Webフロー V5.4.5(パッケージ版)より前のバージョンをご利用の場合
「マイルート機能」は利用できません。
Create!Webフロー V5.4.5 以降へのアップデートをお願いいたします。
アンケート
この質問・回答は役に立ちましたか?