マルチフォームで申請した案件情報を属性ファイルへ出力したい
公開日:2023/02/02
- クラウド
- V5.4
- V5.3
- V5.2
フォームを「マルチフォーム」として作成しているため申請案件によってページ数が異なります。
決裁データ出力オプションで申請案件の各ページの情報を出力することはできますか。
出力できます。
申請した時点のページ数に応じて出力するレコード数が変わり、属性ファイルの1レコードに1ページ分の属性項目を出力します。
そのため申請案件が3ページの場合、属性ファイルへ1つの申請案件として3レコードを出力します。
フォーム側の設定と決裁データ出力オプション側の設定、出力イメージについて説明します。
・フォーム側の設定
・決裁データ出力オプション側の設定
・出力イメージ
◆フォーム側の設定
マルチフォームの場合は各ページ単位でオブジェクトの値を区別できますが、区別しないと各ページで共通の入力状態となります。
区別が必要なときはフォームマネージャーで申請フォームを作成するときに下記を設定します。
[フォーム設定]

[プロパティ設定]

◆決裁データ出力オプション側の設定
出力する属性項目はスキーマ設定で登録しますが、マルチフォームの属性項目を登録するときは「フォーム識別子」を
含めて登録します。スキーマ設定のインポートから該当のフォームを選択すると、下図のように一覧へフォーム上に
配置したオブジェクト名がフォーム識別子付きで表示されます。
[フォーム識別子付きオブジェクト名のインポート]

この状態でインポートするとフォーム識別子を含めた状態でオブジェクト名を登録できます。
※手動で指定して登録することもできます。
[スキーマ一覧に登録したフォーム識別子付きオブジェクト名]

登録した属性項目は属性フォーマットで指定してください。
※出力フォーマットではフォーム識別子付きオブジェクトを登録した属性フォーマットを指定してください。
◆出力イメージ
下表はマルチフォームと設定したフォームで3ページ分のデータを出力したときのイメージです。
[マルチフォームでの出力イメージ]
ページ番号 (CSVの行番号) |
定義名 | |
ITEXT000@FORM001 | ITEXT001 |
|
1 | 1ページ目の入力値 | 1ページ目の入力値 |
2 | 2ページ目の入力値 | 1ページ目の入力値 |
3 | 3ページ目の入力値 | 1ページ目の入力値 |
「ITEXT000@FORM01」は「マルチフォームでオブジェクトをページごとに区別する」を有効としているため、
ページ単位の入力を区別して各ページで入力した内容を出力します。
「ITEXT001」は無効とした状態であるため、各ページの入力段階ですべて同じ値となりCSVの出力状態としても
同じ値となります。
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