JavaScript の仕様上、value属性で値を変更しても[onChange]イベントは実行されません。
そのため、JavaScriptで値を変更した場合は、値を変更したオブジェクトの[onChange]イベントを
意図的に実行する必要があります。

[onChange]イベントの実行方法は、以下フォーム形式毎の内容をご確認ください。
・フォームの場合
・旧バージョン形式のフォーム（JSP）／JSPフォームの場合

◆フォームの場合
　ここでは例として[onChange]イベントが設定された「ITEXT000」の値を更新した後に、
　このオブジェクトの[onChange]イベントを実行する方法を説明します。
　以下処理を参考に、値変更後に[onChange]イベントを実行してください。

　【サンプル処理】

// APIをインスタンス化
var forms = new iftc.cwf.api.Forms();

// ITEXT000の要素を取得
var obj = document.getElementsByName("ITEXT000")[0];

// ITEXT000の値を「after」で更新
obj.value = 'after';

// イベントを実行するオブジェクトと実行するイベント名(onChange)を引数に指定しイベントを実行
forms.invokeEvent(obj, "onChange");

　詳細は、以下マニュアルをご参照ください。
　─────────────────────────
　ワークフローシステム　逆引きガイド
　　－ システムの操作・設計
　　　－ フォームの作成
　　　　－ JavaScriptの設定と基本の操作
　　　　　－ スクリプトを利用してオブジェクトの内容を更新する
　　　　　　－ フォームオブジェクトのイベント実行
　─────────────────────────

◆旧バージョン形式のフォーム（JSP）／JSPフォームの場合
　ここでは例として[onChange]イベントが設定された「PTEXT000」の値を更新した後に、
　このオブジェクトの[onChange]イベントを実行する方法を説明します。
　以下処理を参考に、値変更後に[onChange]イベントを実行してください。

　【サンプル処理】

// イベントを実行するオブジェクトを変数に格納
var targetObj = document.getElementsByName("PTEXT000")[0];

// 実行するイベント名を変数に格納
var targetEvent = "onChange";

// 値を更新
targetObj.value = "after";

//対象のオブジェクトにイベントが設定されているか判定
if(targetObj.getAttribute(targetEvent) != null){
  //入力テキストのイベントの内容を変数に格納
  var strFun = new String(targetObj.getAttributeNode(targetEvent).value);
  strFun = strFun.replace(/this/g,"targetObj");
  //入力テキストのイベントを実行
  eval(strFun);
}

　詳細は、以下マニュアルをご参照ください。
　─────────────────────────
　ワークフローシステム　逆引きガイド
　　－ システムの操作・設計
　　　－ フォームの作成
　　　　－ JavaScriptの設定と基本の操作
　　　　　－ スクリプトを利用してオブジェクトの内容を更新する
　　　　　　－ フォームオブジェクトのイベント実行
　─────────────────────────
　※V4をご利用の場合、上記マニュアルの「旧バージョン形式のフォーム（JSP）の場合」をご参照ください。
　　V5のマニュアルとはなりますが、同様の記述で実行が可能です。