「決裁者に該当する人物が組織情報上に存在しません。」と表示される
公開日:2020/03/18
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「決裁者に該当する人物が組織情報上に存在しません。」とメッセージが表示されました。
どのような設定を見直すべきでしょうか。
Create!Webフローでは、決裁者に該当するユーザーを組織上に1人以上存在するように
設定いただく必要があります。
本メッセージは、以下の要因により決裁者に該当するユーザーが不在の場合に表示されます。
◆決裁者が存在しない
決裁者に該当するユーザーが組織に存在していない可能性があります。
(例:決裁者として個人指定していたユーザーが退職された場合など)
ルート設定上の決裁者の指定と組織設定をご確認いただき、
決裁者に該当するユーザーが組織上に存在するかご確認ください。
◆条件分岐先の決裁者が存在しない
条件分岐が設定されているルートの場合、
申請/承認時の条件により通らない分岐先ルートも含め
すべての決裁者に該当するユーザーが組織上に存在する必要があります。
すべての分岐先ルートにおいて、決裁者に該当するユーザーが組織上に存在するかご確認ください。
◆申請者と決裁者が親子関係になっていない
ルート設定上で決裁者を [申請者関係指定] で指定している場合、決裁者として設定されるのは、
組織上で上長関係で繋がっているユーザーのみです。
上長関係で繋がっていない場合、決裁者が不在となり本メッセージが表示されます。
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例)以下の組織・ルートの場合
◇組織
本部長(ユーザーA/ユーザーB)
└ 部長(ユーザーC)※上長がユーザーA
└ 一般(ユーザーD)※上長がユーザーC
◇ルート
申請者 - 決裁者(同所属 部長)
Aさんの申請時の決裁者は上長関係で繋がったCさんとなりますが、
Bさんの申請時は上長関係で繋がった部長はいないため、
本メッセージが表示されます。
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組織設定で申請者と決裁者が上長関係で繋がっているかご確認ください。
繋がっていない場合、上長関係で繋がるよう組織設定を変更いただく、または
決裁者が不在とならないようルート設定を見直してください。
(上記例の場合、決裁者として「同所属本部長」をOR承認で追加いただくなど)
組織設定の変更や既存ルートへの変更が難しい場合、
別途専用ルート(上記例の場合、本部長申請用ルート)の作成をご検討ください。
◆決裁者に承認不要役職が設定されている
決裁者の「承認不要役職」設定で指定した役職のユーザーが申請したことで
決裁者が不在となっている可能性があります。
(例:決裁者の承認不要役職に「本部長」が設定されているルートを「本部長」が申請した場合)
「承認不要役職」設定から該当の申請者の役職を外す、または
以下いずれかでの対応をご検討ください。
◇専用のルートを作成する
別途専用ルート(上記例の場合、本部長申請用ルート)を作成します。
◇条件分岐を利用する
「情報表示フィールド」オブジェクトと「条件分岐」を利用して
申請者にあわせたルートを設定します。
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①ドキュメント上に、「情報表示フィールド(※)」を配置します。
※申請者の役職コードを表示する設定
② ルートに条件分岐を設定し、条件分岐の判定項目を
追加した「情報表示フィールド」のオブジェクト名にして条件を作成します。
③ 各条件に該当するルートを設定します。
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